![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/c9/b0a539b9279d390f44023578ea8c323f.jpg)
満潮時に波打ち際を歩くと、波が襲ってくるような気もして、波はあなどれない地球の力なのだと、意識させられた。波の寄せては返す音のリズムに惹きつけられて歩いていたのだが、ふと波が一メートルほど高くなって押し寄せた。一瞬怖いと思った。埋立地に公園ができビーチができた。街は住宅地を拡張し、小さなモール街もでき賑わって見える。ヨットハーバーには豪華なヨットが並んでいる。それを横目に通り過ぎた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/25/ee7918c32705e7f5527f355cc250a4f2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/4e/6d728e6fe182a9c4a7e660d2ace408bd.jpg)
大波が押し寄せたらこの埋立地はどうなるのだろう。10年前の東日本大震災のあの大津波が頭を過ぎったのだが、津波の怖さはこの街とは無縁に見える。いつどこで、何が起こるのか未来を予測はできない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/7b/aa1f0a8aaa0acc41dac518a84f84fd2d.jpg)
からっぽな心がある。空虚感がどこからくるのか、今朝ふと部屋の中から取り上げた文庫本が『日本語の行方』(吉本隆明著)だった。けっこう線がひかれていた。第五章に「若い詩人たちの詩」があって、若手詩人たちの詩は「神話」に使えない。「無」に塗りつぶされた詩ともある。なるほどと、気になったが、現在より大きな虚無なり、無にわたしたちは包まれているのだろうか、と自らに鑑みて思った。
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大波が押し寄せたらこの埋立地はどうなるのだろう。10年前の東日本大震災のあの大津波が頭を過ぎったのだが、津波の怖さはこの街とは無縁に見える。いつどこで、何が起こるのか未来を予測はできない。
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からっぽな心がある。空虚感がどこからくるのか、今朝ふと部屋の中から取り上げた文庫本が『日本語の行方』(吉本隆明著)だった。けっこう線がひかれていた。第五章に「若い詩人たちの詩」があって、若手詩人たちの詩は「神話」に使えない。「無」に塗りつぶされた詩ともある。なるほどと、気になったが、現在より大きな虚無なり、無にわたしたちは包まれているのだろうか、と自らに鑑みて思った。