志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

満潮に向かう海岸を歩くと、波の音の心地よさが一瞬怖さに感じたのは波の高さが一瞬一メートルほどになり押し寄せてきたからか!

2021-03-31 22:29:04 | 思いがけない事
満潮時に波打ち際を歩くと、波が襲ってくるような気もして、波はあなどれない地球の力なのだと、意識させられた。波の寄せては返す音のリズムに惹きつけられて歩いていたのだが、ふと波が一メートルほど高くなって押し寄せた。一瞬怖いと思った。埋立地に公園ができビーチができた。街は住宅地を拡張し、小さなモール街もでき賑わって見える。ヨットハーバーには豪華なヨットが並んでいる。それを横目に通り過ぎた。




大波が押し寄せたらこの埋立地はどうなるのだろう。10年前の東日本大震災のあの大津波が頭を過ぎったのだが、津波の怖さはこの街とは無縁に見える。いつどこで、何が起こるのか未来を予測はできない。



からっぽな心がある。空虚感がどこからくるのか、今朝ふと部屋の中から取り上げた文庫本が『日本語の行方』(吉本隆明著)だった。けっこう線がひかれていた。第五章に「若い詩人たちの詩」があって、若手詩人たちの詩は「神話」に使えない。「無」に塗りつぶされた詩ともある。なるほどと、気になったが、現在より大きな虚無なり、無にわたしたちは包まれているのだろうか、と自らに鑑みて思った。


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