すごい対談ですね。ピンカーさんは、人類史や地球史のダークサイドを指摘しながら現在に至るデータファクトはポジティブな事実を主張しますね!進歩史観です。ユヴァルはもっと懐疑的ですね。歴史は決定論ではなりたたないがリアリズムで迫る感じです。
ユヴァル・ノア・ハラリ&スティーヴン・ピンカー
Yuval Noah Harari & Steven Pinker in conversation
https://www.youtube.com/watch?v=qHSzeijQ95I
楽観主義と悲観主義が常にそこにあるのですが、核戦争は可能性があり、完璧に否定もできないし、軍拡競争も続いている。
地球温暖化の問題、ニューデジタル独裁化、核戦争の脅威、グローバル企業、誰も乗り遅れたくないので、脅威のグローバスシスティムに突き進む?
ポピュリスト、ナショナリスト、世界を一つとして、ネットワークを広げて、解決しょうとする問題への悲観論をYuvalは語る。
17世紀や18世紀の思考の上に成り立っている現在!人間性や倫理性に変わりない現在の人間社会。哲学的崩壊に面している。
Phylasophical bankrapcy. AI,Bio-technology,人間性の変化?New Phylasophical revolution?
ピンカーさんはどちらかというとユバァルさんより楽観主義ですね。
中国的監視社会に対する民主主義的システムが可能か?全体主義とALアルゴリズムー人が生まれて死ぬまでのあらゆるデータが集約され分析され、決定ずけられる人生?そこに民主主義は成り立たないともー。Efficency と Ethicsの問題
Free will 自由意志が操作される可能性、どちらかというとやはりYuvalさんはもっと悲観的で、Pinkerさんはディストピアを語るにしても楽観的に聞こえる。
最後に一般的なIntellectual climate(知的風土・環境)への問いかけ、つまり専門的な分野、環境、システムに対して、ピンカーさんは開かれた世界を指摘し、Yuvalさんは責任を強調している。ラボ(実験室)とマーケットと政治の直結への警告であり、研究するテーマと結果とそれが世界に与える影響、責任、倫理(Ethics)を提言している。またハンガリーやロシアにおけるジェンダー学の衰退を憂えている。
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『暴力の人類史』 上下 単行本 – 2015/1/28