志情(しなさき)の海へ

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思いがけず、真っ黒の子猫が庭に迷いこんできた。それとも誰かが捨てたのか、わからないが~!

2022-09-10 12:35:30 | 動植物
去年の春に野良猫のミーちゃんがやってきて、気が重たくなるコロナ禍中、妊娠出産に立ち会い、ヒヤヒヤワクワクで猫たちに向き合ってきた。ミーちゃんが生んだ6匹の子猫ちゃんたち、その出産から1年以上たった現在だが、かれらとの生活はこの間経験しなかった人生の新たな物語だったし、現在も続いている。

ミーちゃんと3匹の子どもたちの生活が続いている。そこへ突然愛らしいなき声で現れたのは一匹の黒猫。2ヶ月にはなるだろうか。とにかくなき声が愛らしい。相手を惹き付ける声音はこの間の野良生活で身につけた哀願のようにも思えた。生き残るための、人間の関心を惹き付けるための子猫のサバイバルなのかもしれない、という考えが脳裏に浮かんだのは、猫たちのなき声がそれぞれ違うからだ。

ミーちゃんも3匹の子どもたちも違うなき声だという事、なき声が個性で、猫たちのアイデンティティだということが今はわかる。

誰かが意図的に庭に捨て去ったのか、それとも野良の子猫が自ら探し求めてきた場所なのか、よくわからない。家の中に入ってきて、猫のドライフッドをボリボリ食べている時に首をつかんで抱いてみると、おとなしくされるがままにしている。痩せている。実際はもっと大きいのだろうか。

湯加減を調整し、猫シャンプーをしてあげた。おとなしく暴れることもない。従順にされるがまま。終わるまで一声もあげなかった。タオルで拭いて扇風機の前でも乾かしてあげた。従順そのもの~。しかし一旦離すと、なかなか捕まえるのは難しい。鬼ごっこのように、逃げ回る。

シャンプーしても毛先に何か斑点のようなものがついているので、やはり動物病院につれていかなければならない。体の検査をして、猫の混合ワクチンを打って、去勢はもう少し様子を見てからでも遅くはない~、などと頭を巡らせていた。その間に里親探しをすることも考えている。

当初、子猫をどう扱ったらいいのか、動物愛護センターや那覇市に☎した。驚いたのは那覇市の環境衛生課の対応である。「餌をあげず庭の外にだしなさい」だった。つまり猫たちに「勝手に死ね」というのが那覇市の対応である。昨今は、犬猫の殺処分はもうないのかと思っていたら、沖縄県動物愛護管理センター ではやっているとの事だった。安楽死と☎口で話していたが~。地域猫活動があり、また犬も保護するNPOなどがあるので、殺処分は免れているかとばかり思っていた。現実は厳しい。

奇妙な事に沖縄県動物愛護管理センターは那覇市内の捨て猫や野良猫について関与しないという事だった。那覇市以外の管轄だろうか。県の管理なのに那覇市を除外するということが理解できない。もっと深堀してみたい。それで那覇市の☎番号を教えてもらった結果も無惨だった。我関せずである。那覇市はそれでいいのだろうか?

那覇市の地域猫活動、野良猫や捨て猫を街の人々で世話していこうという取り組みはどうなったのだろうか。那覇市の冷たい対応に唖然とした。少なくとも漫湖公園の野良猫、地域猫たちは公園近くに住む市民や、公園を活用する方々によって餌は与えられている。ボランティア活動もあるようだ。しかし、那覇市はおかしい!外に放り投げ、とにかく餌を与えるなという事は死ねということだ。野良になった子猫は餌を与えるな、病気や怪我をした猫は保護するというスタンスだという事だろうか。それらの猫や犬のほとんどが殺処分に回されているのかもしれない。

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 地域猫活動とは? 地域にお住まいの皆さんが主体となり、野良猫に不妊去勢手術をするなど適切な管理を行い、野良猫の数を減らすことで野良猫問題を解決し、「住みよい地域」をつくるための活動です。 地域猫とは 地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主がいない猫。← 行政はどれだけ活動しているのだろうか??
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