志情(しなさき)の海へ

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新聞に紹介された気になる書籍です!『〈戦後〉の誕生』『世礼国男と沖縄学の時代』など

2017-05-09 03:41:42 | 書評

ここしばらく新聞をマメに手にする事がなかったのですが、今でも熱心な読者でないのですが、日曜日の書評欄を見ると読みたくなる本が紹介されていました。備忘録でUPしておきます。『〈戦後〉の誕生』は、帝国として戦前君臨していた日本の歴史をもっと切開すべきだということですね。それがすなわち戦後72年を捉え返すことになるのですね。一方で世界の金融や経済の視点から近代日本を分析し提示した書籍なども登場しているのですね。世界の動向を見据えたアジア、日本史ですね。他者なり他国を侵害して成り立ってきた歴史の是非が問われるのですね。

辻遊郭に出入りしていた世礼さんでもあったのですね。その辺がどう書かれているか興味があります。また『阿旦のかげ』の詩集の中で辻の少女との関係性も見えますね。古典の大家たちと遊里の座敷の芸能の饗宴が描かれていたらいいですね。神が共座していたお座敷ですね(?)例えば伊佐さんの「伊波普猷」についての書籍も伊波の遊里で生まれた母親が異なる弟妹については多く触れることができませんでしたね。伊波論を書かれる方々にもっと掘り込んでほしいものです。沖縄の現在につらなる二重規範の家父長制度の歴史の中であぶりだされる真実とは何だろうか?

アートの根源は想像力と創造力、それは一般に共有されている概念で別に特別なことばではないですね。すべての学問の基本であり、人間が生きていく上での基礎でもある。それもいいですね。考え方のオリジナリティーは重要ですね。ただどれほどのオリジナリティーなのか、積み重ねられたものの上にちょこっと石を一つ積み上げるだけのことなのか、グローバルな世界、というより地球惑星の住人としての立ち位置がますます問われてくるのだろうか?

 


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