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志情(しなさき)の海へ

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3月13日沖縄県立博物館・美術館で『戦争と文学ードイツ、日本、沖縄の眼差し』のシンポジウム開催!

2013-02-20 00:56:48 | 戦争とその表象

NHKのラジオドイツ語講座でもお馴染みのドイツ語講師、大阪大学教授市川明先生がドイツを代表する詩人・劇作家ブレヒトのドイツ人研究者ヤン・クノップ夫妻と共同研究者早稲田大学教授秋葉雄一先生(早稲田演劇博物館前副館長)と共に3月11日から15日まで沖縄に滞在されます。

その間、沖縄の戦跡を訪問されたり基地の島を丸ごと体験されることになるかと思いますが、その5日間の間に13日(水)「戦争と文学」の題で県立博物館・美術館でシンポジウムを開催する予定です。ブレヒトは沖縄では大学でも授業のカリキュラムとして提供されていないが、現代ドイツを代表する巨人のような劇作家・詩人です。その作品は「三文オペラ」や「肝っ玉母さん」など数多く上演されています。

シンポジウムの各パネルのお話のテーマは

      冒頭のあいさつ

       屋嘉節の唄三線

       ◎詩の朗読(沖縄在住女性詩人による朗読)

市川 明 (大阪大学) 

      『暗い時代からの叫びーデンマーク亡命中のブレヒトの詩』

ヨアヒム・ルケージ(Joachim Lucchesi カールスルーエ大学) 

      『叙事的なものの速さー電撃戦とブレヒトにおける戦争芸術』

秋葉裕一 (早稲田大学)

      『戦争の記憶と記録ーブレヒト、井上ひさし、永井愛』

与那覇晶子(琉球大学)

       「終わりのない沖縄の戦後―『カクテル・パーティー』『人類館』『カフェ・ライカム』に見る戦争、女(ジェンダー)、記憶

        ◎ 詩の朗読(沖縄在住男性詩人による朗読)

質疑応答

市川先生は12年にわたる長い亡命生活を送ったブレヒトの演劇や詩を振り返り、反戦平和の原点に立ち返りたく、沖縄で「戦争と文学」というシンポジウムを開きたいと考えたと趣旨を述べられています。その応答として、沖縄の詩人お二人に戦争のテーマで書かれた詩を朗読していただきます。詩人と詩は後でご紹介します。ドイツ語訳もお願いしたいと思っています。

会場:県立博物館・美術館講座室(100人収容)

日時:2013年3月13日 午後6時~9時00分(片づけまで含む)

(入場無料ですが、資料代を少しいただくかもしれません。まだ未定です。)

ブレヒトやドイツ文学(詩や演劇)、戦争と表象に関心を持たれているみなさまとの有意義なひと時が持てることを念じております。ドイツ語のご発表は市川先生が通訳されます。

コンタクト:nasaki78@gmail.com

(今後パネルの方のレジメなど詳細をご紹介していきたいと思います!)

 

 


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