
以下は多言語社会研究会から送られてきたシンポジウムの案内です!現在の沖縄の言語状況を検証する上でもとても有意義な会だと思います。是非メディアの方も参加されて紙上で報告してくださったら嬉しいです。私はとても参加したいのですが、どうしょう?とてもそそられるシンポジウムです!
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日中共同プロジェクト「東アジアの多言語状況と言語政策」
第1回シンポジウム「多言語状況の中の東アジア近代国家 — 言語問題にどう対処したか」
日時 2011年7月30日(土)・31日(日)
会場 東京大学 東洋文化研究所大会議室 東京大学本郷キャンパス内
地下鉄丸の内線・地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩 5 分ほか。 詳しくは http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
参加費無料
主催 科研費プロジェクト「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」
共催 多言語社会研究会 東洋文化研究所班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」 東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」
[お問い合わせ]
多言語社会研究会(塚原) e-mail 6admin@tagengo-syakai.com http://tagengo-syakai.com/ 『ことばと社会』事務局(三元社) 電話 03-3814-1867
開催趣旨
原聖(女子美大)
多言語社会研究会では、東京大学東洋文化研究所「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」班(名和克郎代表)、また東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」(藤井毅代表)の共催によって、南京大学(中国)国家言語戦略研究センターと共同研究プロジェクトに取り組むことになった。これは、東アジアの多言語状況に関して、言語政策の歴史的観点からの研究の総合化をはかろうとするものであり、その範囲は、いわゆる漢字文化圏(中国大陸、モンゴル、朝鮮半島、日本列島、台湾、ベトナムなどを含む)を地理的範囲として、古代史から現代まで全歴史的時代をカバーすることを目指している。
この第1回シンポジウムを、2011年7月30日(土)−31日(日)、東京大学東洋文化研究所で開催する。その内容は、近代の黎明期(江戸から明治へ、清朝から民国への変革期)に焦点をあて、多言語状況に対する書きことばのレベルでの国家としての対処の仕方を、日本、中国、韓国、台湾に関して、比較検討を試みようとするものである。もちろん、ここでは統一的書きことば、外交用語など国家の基本レベルでの言語を検討するばかりでなく、国家政策とはいえないようなレベルでの言語運用の動向を調査することで、現代の多言語主義的方向への示唆的事項を探ろうとするものでもある。
この際、多言語社会研究会でのこれまでの研究蓄積、とりわけ現代欧州の多言語主義の戦略との比較検討は有益であろう。またユネスコの危機言語救済、文化資源保護キャンペーンとも照らし合わせながら議論できれば、その開催意義はさらに高まるはずである。
なお、このシンポジウムは、科学研究費「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」(原聖代表)によるもので、中国から南京信息工程大学の于錦恩(Yu Jin’en)教授、また台湾から台湾中央研究院の陳培豊教授を招聘し、下記のようなプログラムを予定している。それぞれ、報告予定分野の第一線の研究者に報告をお願いした。なお、使用言語は日本語とし、中国語については、日本語の通訳を介することにする。
【2011年7月30日(土)】
10:00-10:30 開催趣旨説明と報告者の紹介(原聖、女子美術大学)
10:30-11:30 渡辺美季(神奈川大学)「「漂流・漂着と言語―琉中関係のなかの中国語と日本語―」
11:30-12:00 コメント、パトリック・ハインリッヒ(独協大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:30 陳培豊(台湾中央研究院)「「歌を聴いて字を識る」台湾話文運動――日本統治下の漢文をめぐる台湾人自助再生の道」
14:30-15:00 コメント、岩月純一(東京大学)と質疑応答
15:00-15:30 休憩
15:30-16:30 清水康行(日本女子大)「幕末外交文書に見る近代「日本語」への覚醒」
16:30-17:30 コメント、田中克彦と質疑応答
18:00-20:00 懇親会
【7月31日(日)】
9:30-10:00 前日のまとめと報告者の紹介(名和克郎、東京大学)
10:00-11:30 于錦恩(Yu Jin’en)(南京信息工程大学)「清朝言語政策研究」(通訳、包聯群、東京大学)
11:30-12:00 コメント、フフバートル(昭和女子大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:00 包聯群(東京大学)「清朝末から民国初期にかけての言語政策、その研究動向」
14:00-14:30 コメント、藤井久美子(宮崎大学)と質疑応答
14:30-15:30 三ツ井崇(東京大学)「「開化期」朝鮮における言語改革とその背景」
15:30-16:00 コメント、李守(昭和女子大学)と質疑応答
16:30-18:00 総合討論(司会、原聖、女子美術大学、論点提起 藤井毅、東京外国語大学)
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参加してすべて拝聴したい。是非どなたか沖縄から参加されてその概要をご紹介してほしい!(行きたいが行けそうにない!)
<写真は毎日のように通勤で通る識名トンネル!トンネルを通り抜けると別の世界が常に待ち受けているような、不思議な世界と感動があるような気がするのもその通りで、今、この時、あのX=?は何をしているのだろうか?>
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日中共同プロジェクト「東アジアの多言語状況と言語政策」
第1回シンポジウム「多言語状況の中の東アジア近代国家 — 言語問題にどう対処したか」
日時 2011年7月30日(土)・31日(日)
会場 東京大学 東洋文化研究所大会議室 東京大学本郷キャンパス内
地下鉄丸の内線・地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩 5 分ほか。 詳しくは http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
参加費無料
主催 科研費プロジェクト「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」
共催 多言語社会研究会 東洋文化研究所班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」 東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」
[お問い合わせ]
多言語社会研究会(塚原) e-mail 6admin@tagengo-syakai.com http://tagengo-syakai.com/ 『ことばと社会』事務局(三元社) 電話 03-3814-1867
開催趣旨
原聖(女子美大)
多言語社会研究会では、東京大学東洋文化研究所「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」班(名和克郎代表)、また東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」(藤井毅代表)の共催によって、南京大学(中国)国家言語戦略研究センターと共同研究プロジェクトに取り組むことになった。これは、東アジアの多言語状況に関して、言語政策の歴史的観点からの研究の総合化をはかろうとするものであり、その範囲は、いわゆる漢字文化圏(中国大陸、モンゴル、朝鮮半島、日本列島、台湾、ベトナムなどを含む)を地理的範囲として、古代史から現代まで全歴史的時代をカバーすることを目指している。
この第1回シンポジウムを、2011年7月30日(土)−31日(日)、東京大学東洋文化研究所で開催する。その内容は、近代の黎明期(江戸から明治へ、清朝から民国への変革期)に焦点をあて、多言語状況に対する書きことばのレベルでの国家としての対処の仕方を、日本、中国、韓国、台湾に関して、比較検討を試みようとするものである。もちろん、ここでは統一的書きことば、外交用語など国家の基本レベルでの言語を検討するばかりでなく、国家政策とはいえないようなレベルでの言語運用の動向を調査することで、現代の多言語主義的方向への示唆的事項を探ろうとするものでもある。
この際、多言語社会研究会でのこれまでの研究蓄積、とりわけ現代欧州の多言語主義の戦略との比較検討は有益であろう。またユネスコの危機言語救済、文化資源保護キャンペーンとも照らし合わせながら議論できれば、その開催意義はさらに高まるはずである。
なお、このシンポジウムは、科学研究費「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」(原聖代表)によるもので、中国から南京信息工程大学の于錦恩(Yu Jin’en)教授、また台湾から台湾中央研究院の陳培豊教授を招聘し、下記のようなプログラムを予定している。それぞれ、報告予定分野の第一線の研究者に報告をお願いした。なお、使用言語は日本語とし、中国語については、日本語の通訳を介することにする。
【2011年7月30日(土)】
10:00-10:30 開催趣旨説明と報告者の紹介(原聖、女子美術大学)
10:30-11:30 渡辺美季(神奈川大学)「「漂流・漂着と言語―琉中関係のなかの中国語と日本語―」
11:30-12:00 コメント、パトリック・ハインリッヒ(独協大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:30 陳培豊(台湾中央研究院)「「歌を聴いて字を識る」台湾話文運動――日本統治下の漢文をめぐる台湾人自助再生の道」
14:30-15:00 コメント、岩月純一(東京大学)と質疑応答
15:00-15:30 休憩
15:30-16:30 清水康行(日本女子大)「幕末外交文書に見る近代「日本語」への覚醒」
16:30-17:30 コメント、田中克彦と質疑応答
18:00-20:00 懇親会
【7月31日(日)】
9:30-10:00 前日のまとめと報告者の紹介(名和克郎、東京大学)
10:00-11:30 于錦恩(Yu Jin’en)(南京信息工程大学)「清朝言語政策研究」(通訳、包聯群、東京大学)
11:30-12:00 コメント、フフバートル(昭和女子大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:00 包聯群(東京大学)「清朝末から民国初期にかけての言語政策、その研究動向」
14:00-14:30 コメント、藤井久美子(宮崎大学)と質疑応答
14:30-15:30 三ツ井崇(東京大学)「「開化期」朝鮮における言語改革とその背景」
15:30-16:00 コメント、李守(昭和女子大学)と質疑応答
16:30-18:00 総合討論(司会、原聖、女子美術大学、論点提起 藤井毅、東京外国語大学)
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参加してすべて拝聴したい。是非どなたか沖縄から参加されてその概要をご紹介してほしい!(行きたいが行けそうにない!)
<写真は毎日のように通勤で通る識名トンネル!トンネルを通り抜けると別の世界が常に待ち受けているような、不思議な世界と感動があるような気がするのもその通りで、今、この時、あのX=?は何をしているのだろうか?>