椿の乱れるような開花は2、3年前で木が丸ごと花に覆われて見えた。
今年は様子が異なるなと思ったら、なんと木はさらに成長しているのだと、納得。高木になり、花も目線より高く咲いている。
二階のベランダから全体が見える。そのせいか花の乱舞が感じられなかった。
そうか、何事も目線を変えると、また対象も変わって見えてくる。
ごく当たり前のことが、再認識される。
椿の花は美しい。しかし一月も咲いているキンチョウとは異なり、すぐ花は落ちてしまう。
人の人生も、80年生きても、あっという間だと著名な国際法学者が、話したように、私たちの人生は悠久の歴史や時間の中の瞬きのような年月かもしれない。
綺麗な椿の花は落ちて枯れていく。命の実存を照らしている。
落ちても色鮮やか!
ひとときのはなやぎ
重たそうな花弁
椿の花道をあるく!
- トータル閲覧数 9762234 PV
- トータル訪問数 2181057 UU