沖縄北部の名護や本部の八重岳では桜祭りが始まった。2月上旬まで愛でることが出来るのだろうか。
桜祭りも遠くなってしまった。ただ近場の与儀公園や漫湖公園でも緋寒ザクラは咲いている。
キャンパスでも桜は咲いている。
メジロや磯ヒヨドリが嬉々として飛びかう姿はよく目撃したものだ。
鶯は、メジロほど目立たないが、やってきた。
さて静かなキャンパスに🌸が咲いていて、思わず写真を撮った。
桜の背後の丘の上の城塞のような灰色の建物は、琉大医学部と病院である。昨今、普天間宮近くの米軍基地跡に移設した。
街も大学も周辺の自然も姿を変えていく。大学が刑務所のような、あるいはモーテルのような外観だと、誤解もされることもままあるような、建築家のセンスに驚く。
実際、アメリカ留学から戻って来た時の大学の建物の印象は、良くなかった。
全くそっけない外観は、殺風景で、伝統や文化的コンセプトもなく、モーテルの様だと揶揄されている沖縄キリスト教学院だった。
亜熱帯の島の温もりや優しさが感じられる建物があるはずで、それは
21世紀になってようやく首里城の周辺地域で実践しているようだ。
欧米の古い建築様式を見ると、例えばオックスフォードの街そのものは、大学と共に伝統的なゴシック建築の美観に、感動してしまう。
歴史が浅い大学であっても、土地固有のイメージがあるはずで、その点、効率性や機能性を追求する箱型の、刑務所やマンションのような外観には、この程度の文化伝統意識しかないのだと、実際ゲンナリしている。
モニスティックな街になりつつある。シェークスピアの生誕地、ストラトフォード=アポン=エイヴォンは、15、16世紀からの建物が並んでいる。
琉球、沖縄の歴史や伝統文化の色合いは、どの辺りにあるのだろうか。古都首里辺りかもしれない。
大学も、学舎としての魅力が欲しい。
駐車場の辺りに咲いていた!
夕暮れ時で色鮮やかではない。
チャペルがあるキャンパス。キリスト教の理念で建立されたのだから、ごく自然な小さな大学!
中庭
ガジュマルの樹木が沖縄らしい。
桜は満開かな〜?
夕暮れ時で色鮮やかではない。
チャペルがあるキャンパス。キリスト教の理念で建立されたのだから、ごく自然な小さな大学!
中庭
ガジュマルの樹木が沖縄らしい。
桜は満開かな〜?