久しぶりに家の話題です。
最近、朝晩めっきり冷え込んで来ました。 外の気温もまだ10度を切るまでは行っていませんがこの冷え込みの中、朝も寒さを感じず起きて着替えをする事が出来ます。
また以前の家との比較になりますが、早い年は10月初めにはコタツを出していましたし、10月後半にもなると夜には厚めの服を着たりしていましたし、何と言っても朝起きた時に部屋が冷えているので、着替える時だけでもファンヒーターを点けたりもしました。
一条で建てた新しい家は、高断熱高気密とは何度も聞いていましたが、初めての寒さ到来体験でどんな感じになるのか興味深々でした。 先週の寒い日にも温度計を見ましたが夜も朝も20度でした。温度計が壊れているのか? そこで、早速昨日の天気予報で今日の朝は冷えると言っていたので温度計を写真に撮りました。
先ずは、10月25日(木)PM11(温度は時計右上に表示されてます)
次いで翌朝AM6
寝室の室温は夜寝る直前で19.6度→早朝18.9度 ・・・・ たったの0.7度しか下がっていません。
暖房に値するものは一切点けたりしていませんので、この温度を保つ事が高断熱・高気密のなせる業である事を容易に想像できます。
更に驚くのは、2階に限らず1階のリビングの温度計も全く同じ値という事。
この秘密は、恐らく高効率な熱交換と湿度交換ができる24時間換気システムによるものだと思います。
夏の冷房についても書きましたが、24時間換気システムにより数時間で家の中の空気を全部外気と入れ替えますが、この優れた熱交換装置のお蔭で、冷たい外気を屋内の暖かい空気の熱で温めて家全体に配るため、室温も下がらずしかも家全体の部屋毎にあまり温度差を生じないのです。
高気密ですから、24時間換気システムを止めてしまうと場合によっては酸欠となる事もあり、止められないのでこの換気システムの良し悪しは直接光熱費にも影響を与える事になります。
住宅メーカを選ぶ時、この点についても確認をしていましたが、やはり同じ「熱交換の換気システム」と謳っていても、実物を見た限りでは、他社のそれは非常に小さい物だったり、中を見せて頂けないメーカーもありました。 また、湿度交換も出来ると言った住宅メーカは私の聞いた範囲ではありませんでした。
一条工務店の換気システムは、大型冷蔵庫くらいの大きさがあり、それなりのスペースの確保は致し方ありませんが、大きいだけあって、ファンの音も超静かで殆ど聞こえませんし、これだけの恩恵があるのなら全くそのスペース確保に損をしたとか感じる事はありません。
冷蔵庫なんて書いたから装置がむき出しなの? って思う方も居ると思うのでフォローしますが、トイレか物置を思わせる扉のついた中に納まっていて全く分かりません。 2階のサブキッチンの右にあります。
なお、興味のある方は換気ダクトの状況も以前の4月頃のブログに載せていますから参考に見てください。
24時間殆ど「20度」前後の室温は快適です。 それでもこれからもっと寒くなると室温も下がるかも知れませんが、全館床暖房の恩恵がまた待っています。 さて、どんな状況になるのかその時にはまたレポートします。