nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

独立Bluetoothスピーカーの購入

2025-01-09 08:15:10 | 映像一般・PA
今年最初のマニアックな記事です。

どこの家にも音の出る音響機器はあるでしょう。
でも音楽は最低、ステレオで聞くのが当たり前と思っていませんか?

そうれはそうなんですが、本当にステレオで聞いてる?

ステレオ環境をしっかり整えたルームで聞くなら正しくステレオやサラウンド音声で音の広がりを満喫できます。

私の家の1Fのリビングはそうしています。
天井埋め込みスピーカーが5本と大きなサブウーハーが1本で、5.1Chサラウンドシステムになっています。


ピアノは左寄りにあって、ベースは右、サックスが中央で・・・
楽器の位置関係が良く分かり、広がり感を感じます。

でも、常にリビングだけでしか音楽を聴かない訳では無く、2Fのセカンドリビングで聴いたり、はたまた外Caffeで聴いたり・・・

2Fのセカンドリビングにはその環境は無いので、モバイルスピーカーを持って行って音楽を楽しみますが、たかだか横幅30cm程度幅のステレオのスピーカーで音を鳴らしたところで、音自体は凄く良いですし至近距離で聴けばステレオ感もありますが・・・

3mも離れれば単なるモノラル音源と変わりません。

本来なら2つのスピーカーと聞く人の距離は正三角形くらいになるのが理想と云われています。
スピーカーとの距離が3mなら二台のスピーカーも3mの間隔が無いとステレオ感は得られません。

スピーカーを設置する場所が全面壁とかならメタル線を引きまわしても問題無いですが、途中にドアが有ったりすれば線を這わせられませんし、そもそもその日の気分で座る場所を変えたりするので、固定するのも嫌なわけです。

そこで、Bluetooth接続でスピーカー間の配線無しでステレオが聞けるアンプと電池内蔵のスピーカーが欲しくてずっと探していたのですが、有っても数万円する物だったりで見つけられずに諦めていました。

ところが、昨年の暮れにふと思い出して検索を掛けたら・・・あれれ??
出て来ました。

2台セットで7000円程度でしかもAmazonの正月セールでポイントも沢山もらえるとあって、早速購入しました。
1台のスピーカーの製品の箱をテープで合体して段ボールに入れられて送って来ました。

内容物はこんな感じ。
スピーカー本体、タイプcのUSBケーブル(充電用)、アナログ入力する時のステレオジャック、取説(日本語でも書かれています)
このセットが二台分あります。


2台の間も多分Bluetooth接続?でのペアリングで完全にL/Rを同期させます。
そして、スマホなどともBluetooth接続でペアリングして準備完了。

2台のスピーカーを有線の配線無しでどこにでも好きな場所に置いて音楽がステレオで聴けます。
アンプも電池もそれぞれの個体の中に入っているので可能な訳です。

従来は、無線接続の場合L/Rの音がズレる場合があったりするのでどうしてもアンプを搭載するのはL側スピーカ内でR側スピーカーはL側から有線で接続すると云うのが一般的です。

つまりはスピーカとスマホ間は無線でもスピーカー間が有線な訳で、そんなのナンセンス。

それがたったの7000円程度で全てを解決して素晴らしいスピーカーです。

音?・・・・
透き通るような良い音出してます。

かと言ってシャカシャカ音では無く低域から高域まで結構まともなスピーカーとアンプの造りになっています。

スピーカーの底を見るとウーハーになっていて、置いた場所のその物を振動させるので、置く場所によっては置いた場所の素材自体が共鳴して重低音のスピーカーと化して、低音がかなり強調されます。


スピーカーの内蔵アンプ側には音質設定機能などはありませんが、スマホ側の機能で調整すればいくらでも自分好みの音で聴けますが、元が良くないと結局は自分好みの音も出せません。

置く場所は左右同じ素材の上に置いた方が自然です。
床に置いたりしても良いですが、やはり耳の高さくらいが一番良い訳でこんな物を作りました。


下の部分はDVDが50枚入ってたスピンドルケースのリサイクルで、中には砂利を詰めて有って、重いので余程の事が無ければ倒れたりしません。
スピーカーも軽いので大丈夫です。
支柱は塩ビパイプで作りました。

スピーカーは落ちないようにパンツのゴムで留めます。


こんな感じになっています。


この台座もスピンドルケースの底の部分を利用しています。
重低音でビビらない様に、厚いラバーを取り付けています。


工作品はこの程度にして・・・

いやー、凄いステレオ感で目をつぶれば正しく目の前のステージで演奏しているのをアリーナ席で聴いているかのように感じます。

ただ、最大音量にすると凄過ぎる大音量(16W)になりますが、ちょっと歪ぎみになるので静かな場所で適度な音量で聞くのが良いです。
屋内の至近距離でそんな大音量出す事も無いでしょう。
耳が壊れます。

先程、スピーカと自分の位置関係は正三角形と云いましたがそれは通説であり、私は手を広げたあたりの真横付近に自分の方を向けて置くのが好きです。
車のスピーカーってドアにスピーカーが付いていてほぼそんな感じでしょ。


真横にスピーカーがあるのに何故か楽器が前の方で鳴ってるように聞こえたりするし、音の広がり感も凄く良いです。
ま、ヘッドフォンで聴いてるのと一緒かな?
ただ、耳への圧迫感とか無くて快適です。



でも、このアンプセットは当時は意外と高かったのですが、音が今一なんです。
中域の音が籠ると云うか・・・

ソニーの小型のモバイルスピーカー(HG-1)の方が格段に良い音出ます。


パイオニアのアンプはそのまま、ずっとここにおいてあって時々は聞きますが、音の不満が大きくて殆どSONYのHG-1で聞いていました。

今回のスピーカーはこのパイオニアのアンプセットよりずっと良い音で聴くことが出来ます。
SONYのHG-1と比較してもハイレゾ対応のHG-1にはかないませんが、そこそこ良い音です。

なお、このスピーカーは片方のスピーカーに有線のステレオジャックでスマホなどから接続しても音が出せますが、何故かアナログ接続だと音量を最大にしてもBluetooth接続の時の半分くらいの音量にしかなりません。
(勿論、スマホ側も最大音量にしています)
音もあまり良く有りません。
でも、片方のスピーカーの裏面のステレオジャックに接続するとスピーカー間は無線接続のままステレオ再生になりますから、Bluetoothが無い昔のウオークマンとかの音を鳴らしたいときは使えます。。

また、SDカードに楽曲を入れた物を本体に差して再生もできますが、まだ試していません。

PCで動画を再生してBluetooth接続で音を出してみましたが、Bluetooth接続でありがちな音の遅延が感じず、画像と音が一致していました。
これも素晴らしい。

電池も一日中使っていても全く切れる事無く充分過ぎるくらい使えます。
(一応、満充電で28時間使えると書かれています)

この値段で、これは凄いです。

更に、スマホ等とのBluetooth接続が切れたりすれば数分後に自動で電源が切れるのでスイッチ切り忘れによる余計な電池消耗を避ける事も出来ます。

これは一押しの製品です。

年明け早々、良い物を買いました。
(なんか、どこかのTVショッピングみたいになってしまいましたが、本当に感じたままを書きました)

 

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