古い人間にとって、エアコンを使うと言う事は、すっごく電気を使うものだと教え込まれているし、実際経験もしている。
昨年も新築のこの家に入居したのが6月だけど、できるだけエアコンつけずに窓を開けていた。
一条工務店の営業の方からは、何度か「窓開けずにエアコン使った方が良いですよ」って云われたけど、頭は「エアコンは電気を食うもの」と洗脳されていて、なかなか踏み込めなかった。
それに、昨年の8月末にやっと太陽光システムが付いたのですが、それまでは家の中の消費電力量をリアルタイムに確認する手段が無かったので、1か月後に判明する電気料金請求でしか状況の把握が出来なかった。
しかーし! 今年は太陽光システム付属の電力表示モニターがあるので、リアルタイムに家の中の消費電力が一目でわかる。
20歳を超えたネコばばーミーコさまが熱中症で死なないように先週から日中でもエアコンを28度設定で動かしている。
さて、その結果は・・・・・
このグラフは、梅雨が明ける前のまだ涼しい時で、日中のエアコンは停止していた時のもの。
殆ど消費していませんね。
さて、問題の梅雨明け後のエアコンをつけっぱなしの状態では・・・・・・
わかるでしょう。
日中帯の消費電力(下に伸びている青い線)見比べても、大して大きな変化はない!
それに、一日の総消費電力見たって、17.8kwh-15.2kwh=2.6kwh
たったの2.6kwhだよ~ん。日中帯の電気料金をむりくり適用したところで、50円くらいの差って訳。これって誤差の範囲でしょう。
おまけに、日中帯は太陽光発電の電力で賄っているから結局 0円 って事。
買電を示す赤い縞々は日中には無いでしょ。
言っておきますが、状況の良い日のグラフを選んで載せている訳ではありませんから、疑い深いあなたも安心してください。
古い家じゃ到底考えも寄らない凄い事になってる訳です。
冬の床暖房の快適さと同じく、夏の涼しさの快適さは、
1.高気密
2.高断熱
3.高性能24時間換気システム
この3本柱があってのなせる業って事忘れちゃいけませんぞ。
特に3番目の24時間換気システムは高気密の家には無くてはならないものですが、高気密・高断熱は、どこのメーカも凄く宣伝してますが、「24時間換気システム」は落とし穴ですよ。
これがいい加減なものだと「高気密・高断熱」の恩恵は夢に終わってしまいますから。
高効率な熱交換、湿度交換の可否が結果を大きく変える事になるとおもいます。
まだ古い家だった3年前の震災前の猛暑の夏、ミーコさまは暑さで死に掛けましたが、これで益々長寿ネコの称号を伸ばしていけそうです。
阪神淡路の震災前の夏は西日本で記録的猛暑だった。 そして東北での大地震の前の夏は東日本で記録的猛暑。 そして・・・・!? 大丈夫だろうか?