今日は近くの中学校の卒業式があり、会社を休んでビデオ撮影に行って来ました。
思い起こせば3年前は3月10日(木)が卒業式で、あの時は普段と違い次の日会社を休みたい気持ちが凄くあり、迷った末に翌日東京の会社に出社して3.11を迎え帰宅困難になったのを良く覚えています。
会社に行きたくないと強く思う気持ちは、単に卒業式の疲れがあって思っていたのではなく虫の知らせだったのかと、後から感じていました。
今日の校長先生や来賓の方々の言葉にも多くの震災にまつわる話題が盛り込まれていました。 そんなお話を聴きビデオを撮影しながら当時の事を思い出していました。 当時はまだ古いパソコンでしたので、ビデオ編集に必要な下準備も24Hフル稼働でしたので、PCの電源入ったままだったし編集に必要な大量のデータが収められた3台の外付けストレージも重ねてあったし、家族の事や家の事もそうですが、東京で帰宅困難状態でその事が一番の気掛かりでした。
翌日レンタカーを借りて12時間掛けて帰って一番先に確認したのはPCの状態。
はっきり言って電源入れるのが怖かった。 たとえ、全く編集できなくなったとしても、この事態の中での出来事ですから怒る人は居ないと思いますが、自分としては何としてでもそんな事態は避けたかった。 でも、最初にブルーバックの画面は出たものの、セイフモードで立ち上げ、その後正常な状態で復活し、編集を進めることが出来ました。
もう今回で15年目の卒業記念ビデオの編集となります。
何時かは辞める時が来るんだろうと思いつつ、卒業式撮影の準備をしていたら学校の先生から来年度も継続して頂けますかとお願いをされ、まだ必要とされているんだなと思い、「大丈夫ですよ」と返答をした。
取りあえずは、20年の継続目標でがんばろうと考えて居ます。
最初の卒業記念ビデオ作成時の子供達が35歳位になる訳で、同窓会などの席上などでこのビデオを見て楽しい一時を過ごしてもらえたらいいなと勝手に思っています。
ビデオの場合、撮影は仕事の始まりであってこれからが編集作業で忙しくなります。 3年間の映像と共に記念ビデオに仕上げるのは結構な労力とアイディア性が求められ、一人でこつこつ行う作業ですから忍耐力も必要です。
がんばって行こう!
卒業式の感動のもらい涙と、3.11のTV映像でまた涙と、涙に明け暮れた感動の一日でした。