ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

国境(黒川博行)

2006-01-29 22:13:37 | 読んだ本の紹介
このごろ、ミステリー小説読んでて

はずれが多かった

99%の誘拐、

4日間の奇跡、

金返せって言いたくなりました

って話は以前書きましたので

過去ブログ参照してね



しかし、今回は久々に骨のある

小説に出会いました。




黒川博行著「国境」です


主人公の建設コンサルタントとやくざ

の2人組が、建築資材詐欺がらみの莫大な現金を

奪取すべく、北朝鮮まで潜入し脱出する

物語です


緻密な取材に裏打ちされたストーリ展開と


軽妙で洒脱な台詞回し


息をつかせない緊迫感。

どんでん返しにつづく

どんでん返し。これでこそミステリーでしょ


小説としては最高ですな。



トリックが「共犯者が別にいた」なんて


いうどこかの「フライト◎ラン」みたいな


稚拙なもんではありませんぜ、だんな!




なぜ、こんな面白い小説が


話題にならないかな?


大阪弁でつづられてるからかな?


まあ、大阪弁に抵抗の無い方は


ぜひともお読みください。


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コメント (1)
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