消費者金融物語２

消費者金融物語

レイクのCMの夏川純・・

かわいいな・・

さて


昔の話です

ある課長の話Ａさんとしましょう

その課長は、おとなしい人でしたが
お酒が好きで、誘われると断れない性格の人でした

その人は営業の課長で、別の課の課長と誘い合わせて
飲みに行ってました
あとから思うと、この飲み代も彼には負担だったのかも知れません
しかし、誘った課長もそんなこと知るはずもなく
割り勘で飲んでいたようです。
バブルのころは、会社に付けて飲んでいたんでしょうね
そのころの習慣が抜けきらず
毎日のように飲みに行ってたようです。
今から思えば、罪作りな話です

ある日、Ａさんの部下が私に言うんです
「Ａさんの言動がおかしい」

って・・
「どういうこと？」

「いつも、集金に行くんだけど、お金がもらえないって言って帰ってくるんです」

「それで？」

「集金先の会社に電話をかけようとすると、かけなくて良い！って言うんです」

「それは怪しいですね」


っていうことで
少し調べてみることになりました

課長の担当の会社に電話をして見ます

「先月ご請求分、何時ご入金いただけますか？」

って

すると向こうの担当者が言うには

「なに言ってるの、Ａさんに払ってる」と・・

どうも、集金に行って領収証も渡さず

金だけ受け取って、それを会社に入金して無いようです


それで、過去の取引について

調査を開始すると

出るわ出るわでなんと3社、4社で同じような手口

前月分を使い込み当月集金した分を前月の回収にあてる

という、自転車操業・・

気が付くのが遅かった

なんと積もり積もって５００万円です

どうも、昔から借金する性癖があるようで

飲み食いするのに金が必要になり

金が無いからサラ金に手を出し

サラ金に返すため会社の金に手を出し

それを一括して返そうと

競馬に手を出し

まさか競馬で穴埋めできるわけもなく

どんどん深みにはまっていったという

難波金融道か、お前は？！



こんな奴もいるんですよ
これは事実です

結局、親が肩代わりして精算しました

親が払ってくれるからまだ良かったです。



ここで疑問なのは

ことの発端である
飲み食いに関して
誘った奴の存在です

金も無いのに行くのが悪いですが
誘った奴は悪くないのか

無理やり誘っておいて
自分の課は業績が良いので
自分の分は会社の費用で落としてるんですよ

でＡさんは自腹・・

断れよ・・・

で誘った奴は何食わぬ顔をしてえらそうに
出世してますわ

人間万事塞翁が馬

こいつが地獄に落ちるように
わしは祈ってるからね
Ａさん・・・

合掌

消費者金融の話

消費者金融物語


俗に言うサラ金ですね
幸い借りたことはありませんが
人間、いつ何時お世話になるかわかりません
今回からサラ金にまつわる話を少々


昔、勤めていた会社が入っていたのが雑居ビルで
隣が、消費者金融の事務所でした
小さな消費者金融でアイフルとかレイクとか有名どころでは
ありませんでした
でも女子の従業員もいるし
普通のサラ金然としてました
男子従業員とは
昼間とかトイレですれ違うんですが
目つきがすこし悪いけど
普通のやさしそうな感じの従業員ばかりでしたね

目つきは職業柄そうなるのでしょうか
でもきちんと挨拶はしますし
特段なにも問題は無かったんです

しかし、夕方6時をすぎ
女子の従業員が退社した後のはなし

その店の前を通りがかると
いつもはシャッターが下りてるんですが
その日はシャッターが上がったままでした

中の様子が手に取るように見えます

するとですね

目つきの悪い男子従業員一同がですよ
全員電話に張り付いて

怒鳴り声を上げています

「うおら～！！今日が期限じゃろが！！！」

「何考えてるんじゃ！とっとと払わんかい！！！」

「言い訳はどうでも良いんじゃ！！」

とか・・・

めちゃ怖いです

どうでも良いけど
なんで、こういう場合みんな関西便になるんでしょう？


普段はシャッターが下りてるので
気がつきませんでしたが
毎日夜には修羅場が展開されていたんでしょう

こわ～

今から10年くらい前の話ですので
今ではちょっとはソフトになってるでしょうが
多分本質は変わらんと思うなあ・・


こわ～


普段はあんなにおとなしそうな人たちばっかりなのに・・

借りるときは仏でも
一旦返さないと
鬼に変わります

こわ～


金は借りてはいけませんという話・・

続く・・