横山秀夫「半落ち」

雨が続き、洗濯物が生乾きで

自らの加齢臭と汗臭さと生乾き臭が

ミックスされ

なかなか、香ばしい香りに囲まれており

気分が悪いです


そんなことはどうでも良いんです




横山秀夫　「半落ち」


彼の作品クライマーズハイを絶賛した私ですが、この作品も面白かったです

ストーリーは
アルツハイマーで苦しむ妻を苦しみから解放するため殺してしまう
梶警部。。起こした罪を悔やみ自首してきたが、
２日間の空白の時間が・・
いったい梶は何をしていたのか？
同僚の志木警部はその空白を埋めようと必死に梶を攻める
しかし警察組織を守ろうとする内部の圧力に屈することになる
検察、新聞記者、弁護士、判事各々が空白の２日間を暴くために
各々のプライドをかけて戦うが・・・
空白の２日間が明らかになるラストには何が待ち受けるのか？



この小説は直木賞候補にもなった作品ですが
惜しくも選に漏れたものです
それにはいろんな経緯があるんですが、内容に係わってきますので
ここでは書きません。



私は、この作品中の
警察官、検察官、新聞記者、裁判官、弁護士・・
登場人物の真摯な生き方考え方に共鳴し、
真摯さゆえのプライドのぶつかり合いが産むドラマに感動したんです
直木賞なんか関係ないんです。
横山秀夫が描く心理描写がわたしの心に響くのです。


人が面白いといった本が絶対面白いと言うもんでは
ないし、賞を取った作品が面白いとは限りません
このミス1位とかで選ばれてる作品でも
何じゃこりゃ？！ってのがよくあります
そんなことは皆さんご承知だと思います。
そんなもん、みんな好みがあるもんね。
仕方が無い
あっ「仕方が無い」は禁句か？

そんなのどうでもいいんです


うち会社の重森係長（43歳仮名）が好きなＡＶ「痴漢シリーズ」や
有野課長（46歳仮名）の好きな「スカトロ」ものは
僕には理解できません。
それと同じです（って同じかよ！）

せっかく途中まで良いこと書いてたのに！


重ちゃんの痴漢好きや有野課長のうんこ好き・・

そんなこと関係ないんです



よかったら読んでみてください。


説得力ないね～