ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

縁日の金魚哀歌

2007-08-07 00:10:15 | どうでもいい話
縁日の金魚

縁日の定番、金魚すくい

うちの実家、団地だったんですけど
年に1回近所の公園で盆踊りがありました。
そのときは屋台が出るんですけど

まあ新興住宅地だったんで
たいした屋台は無かったねえ
金魚すくい、ヨーヨー釣り、たこ焼き、イカ焼き、
焼き鳥、りんご飴、綿菓子、カキ氷・・・

わしはりんご飴が好きでした
あの飴のパリパリ感とりんごのしゃきしゃき感
パーリパリのしゃーきしゃき
パーリパリのしゃーきしゃき
パーリパリのしゃーきしゃき
パーリパリのしゃーきしゃき
パーリパリのしゃーきしゃき
パーリパリのしゃーきしゃき

食った後
口の中真っ赤ですわ

しかし子供心にも
このりんご洗ってないよなあ・・
皮や芯のところ農薬溜まってるんだろうなあ・・
って思ってたねえ

農薬なんてバリバリの時代でしたね~(遠い目)
今でも生きてるけど
多分あの頃摂取した農薬の毒素が
脳に沈殿してるからこんなブログ
かいてるんだろうなあ(反省と悔恨)



そんなことはどうでもいいんです


ヨーヨー釣りはもう得意中の得意でしたね

ヨーヨーが水に浮いてるんですけど

カギに紙縒りがついたもので

ヨーヨーの口を縛ってあるゴムにひっかけて

釣るんですが

コツは、紙縒りをぬらさないこと

紙縒りをぬらすとすぐ千切れますから

なるべくぬらさず、カギの部分だけ水に浸けるのが

コツ。

ある時、うちのちびがご幼少のみぎり

ヨーヨー釣りさせたんですが

何個でもとるんですよ

こいつ天才か!

ヨーヨーつりの天才かと思いましたよ

で、良く見たら・・・


紙縒りの部分を持たずに

カギのフ部分を直接持って

釣ってましたからね~

それはいくらでも釣れるはずです

恐るべしわが子よ・・


で、話は変って

金魚すくいも好きで
良くやりました。
昔はすくう紙(ポイって言うらしいですね)
も今よりもうすこし厚かった気がしますなあ。

わざと弱った金魚に狙いを定めて
数を稼ぐ奴

活きのよい金魚を狙う奴

無謀にも黒出目金を狙う奴

いろいろいます。

昔は何匹でもすくえましたね
すこしくらい破れても
破れてない部分ですくったり

ひどい奴になると
ポイの針金だけになっても

「ここをエラに引っ掛けてすくうんだ!」とか
言い出して針金だけですくおうとする
無謀な奴もいましたなあ

ってすべて自分のことなんですけど・・


そうやってゲットした金魚・・

何匹かもらって帰ったね

親父が育てていた金魚やめだかの水槽に

入れておいたら

いつの間にかいなくなったな~


で、月日はめぐり

何年か前、近所の公園で盆踊りがあり
ふと懐かしさのあまり通りがかりの際
夜店をめぐりました

スーパーボールすくいや、
神戸牛串焼き
シシカバブ~
新作の屋台にならび

定番の金魚すくいがありまして
思わずやってしまいました
ポイはプラスティック製に変っており
紙も薄いものになってます

水の中でゆらゆらさせただけで
破れます
どんだけ~


結局1ぴきしかすくえませんでした

すると、おじさんは、二、三匹袋に入れて
持たせてくれました

ここから先は前にも書いたかもしれませんが

金魚の話・・

家に帰ると
育てるにも入れ物もありません

嫁に見せると

なんでこんなもんもらってくるんじゃ!
どうやって育てるねん!
あほか!

とかいう罵声にも耐えしのび

仕方ないので
昔、カブトムシを飼ってたケースを引っ張り出してきて
そこへ、放ちました

水道水を直接入れてはいけないのは
知ってましたので


1日カルキ抜きしてから
水を補給しまして

金魚の餌を買いに行きました

その、プラスティックケースは
代々いろんな生き物の生き血を吸い
のろわれているのですが

その話はまた別の話・・

餌買ってきたら

即餌をやります

1週間くらいは元気にしてたんですけど

どうも元気が無いです

嫁は
おまえ、餌やりすぎなんだよ!


たしかに、毎日定刻にやってます
水が濁ってきてるのは
そのせいでしょうか・・


あったり前だろう!
えさなんか、たまにやりゃーいいんだよ!
との罵声にもめげず



水を替えてやります
ちゃんとカルキ抜きしてやります


しかし、翌日には

なんか横向いて泳いでる奴がいます

次の日には

逆立ちして泳いでる奴がいます

あわてて、ホームセンターへ

薬がないか探しに行きました

すると、弱った魚へあげる薬があったんですよ

説明書を読むと

弱ってまっすぐ泳げない魚に処方してください
って書いてあり
用法と分量も書いてあります

で、わしはその用法、分量のとおりに
その薬を水に溶かします


ん・・・・・・・

なにやら、おかしい・・・

水が見る見る緑色へ・・

分量を間違えたのでしょうか・・


その日、嫁が勤めていたファーストフードの

アルバイトの子が家に来る用事があり

ふとそのケースを見て


ぎょっとしたそうです

その時すでに

金魚たちは全員おなかを上にして泳いでいたそうです

アルバイトの女子は緑色の水の中に

浮かぶ魚たちを見て


なんですか?
なんでみんなおなかを上にして泳いでるんですか
なんかの罰ゲームでしゅか?

と言ったそうです・・

ああ・・

金魚たちに

合掌・・





コメント (8)
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