ぶろぐ猫の目

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実験中

アゲイン 28年目の甲子園

2015-01-28 05:22:34 | 映画
アゲイン 28年目の甲子園

中井貴一さんってあまり好きな俳優じゃなかった

なんか個性がきつすぎて

どんな役をしても画一的でねえ

すべて中井貴一色に染まっちゃうからなあ

って思って敬遠してたのですが・・

でもね、この映画はなかなかよかったっすよ

ストーリー

ある日、晴彦(中井貴一)のもとを、

高校時代共に甲子園出場を夢見た野球部仲間の娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。

彼女は東日本大震災で亡くなった父親の遺品の中から、

束になって投函されずに残っていた年賀状を見つけ、

晴彦のところへやって来たのだ。

美枝は、離婚した父親がどんな人物だったのか?理解しようとしていたのでした。

晴彦も離婚しており、美枝と同じ年頃の娘がいて

娘は、離婚の原因が晴彦にあると思い込んでおり

晴彦とのコミュニケーションが取れず、晴彦は悩んでいた。

その後晴彦は、美枝がボランティアとして参加する「マスターズ甲子園」に誘われ、

一度は断るも、美枝の情熱にほだされていく。

そして昔の仲間、エースの高橋(ギバちゃん)らを たずねて勧誘していくのだが

高橋は失業中であり、みんなそれぞれ、

問題をかかえているのであった。

そんな中、昔晴彦の現役時代、美枝の父親が原因で

惜しいところで甲子園にいけなかったという

事実がわかり、美枝はそのことに衝撃をうける

そしてみんなが悩み苦しむ中、マスターズ甲子園が始まっていく・・

とまあこんな感じ

いやあ、なかなかよかったです

ここから先はネタばれ注意ですが

まあ、うまく作ってあります

3回泣きました。

美枝の父親が、毎年「一球入魂」と書いた年賀状を

みんなに出せずにいた理由。

わかっちゃいるけど、切ない。

そして、誰にも真実を言わないまま、震災で亡くなってしまった

のこされた遺品には・・

マスターズ甲子園での試合後には

みんな、自分の大事な人とキャッチボールができるんですね

晴彦とキャッチボールをしたのは・・

泣けますね



出てる俳優がみんな芸達者でねえ

ギバちゃんと中井さんの絡みは最高によかった

ギバちゃんの奥さん役の堀内敬子さんは、

大好きな女優さんです

大人の色気があるんだよなあ


そんな感じで、バランスの良い

いい映画でした。ぜひご覧ください
コメント (5)
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