ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

知らないとひどいめにあう話

2018-11-17 08:27:18 | どうでもいい話

 

 



世の中には、知らないとひどい目に合う話ってのが

たくさんあるようです

ちょっとした事を知らないために、大損をすることもあるようです

今回は、そんな話

「奨学金 返済 半分」でググってもらえば

詳しい記事が出ます

内容は、

あるお年寄りが、日本学生支援機構から

奨学金の返済督促状を受け取りました

姪っ子がもらってた奨学金が返済されず滞っているという話

昔、義理の兄に頼まれて、姪の奨学金の保証人になったそう

高校大学と奨学金をもらい総額900万円にもなったそう

これを姪も義理の兄も1円も返さず放置

当然日本学生支援機構から保証人であるこのお年寄りに請求が

かかってきました

義理の兄は、痴呆になってるようで姪っ子も払う意思無し

自己破産しているとのこと

仕方がないので、あきらめて900万円全額返済したのだが・・

ここまではよくある話

高額の奨学金を返さないとはどういう了見かと

風俗で働いてでも返せよって姪っ子に憤りを感じて終わりの話なんでしょうけど

違うのはここから先

実は、このお年寄りは900万円満額返す義務はなかったそうなんです

民法の規定で分別の利益という物があるそうです

〈分別の利益〉 民法では、連帯保証人も含めた複数の保証人がいる場合、

各保証人は等しい割合で義務を負うとされる。

国の奨学金の人的保証制度(父か母が連帯保証人、4親等以内の親族1人が保証人)に当てはめると、

保証人の負担は半分になり、残りは本人や連帯保証人が負う。

というもの

日本学生支援機構は当然に知っている理解している内容にもかかわらず

それを隠して、教えもせず

過去8年間で、延べ825人の保証人にその旨を伝えないまま

総額約13億円を全額請求したそうです。

これってどうなの、倫理的にどうなの

そら、機構が金に困ってるのはわかるけど、

無知な人間が不利になるような事があっていいのかね?

うちの娘もわしがふがいないばかりに

2人とも奨学金を借りて、大学を出ましたが

毎月4万とか5万とか返してるで

返すのが当たり前やけど、

なんらかの事情で返せない場合もあるのはわかります

その際は、自己破産なりするしかないでしょうが

今回の様に、「分別の利益」という法があるのであれば

それを知ってる人は得をして知らない人は損をするってのは

どうなんでしょうね

なんだかねー

 

 

 

奨学金 借りるとき返すときに読む本
クリエーター情報なし
弘文堂
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