王とサーカス
米澤穂信の推理小説。
古本屋で帯を見て、このミス1位だということで
面白そうだと思い読んでみましたが・・・
ストーリーは
記者の太刀洗(女)がネパールに滞在中、ネパール王室で銃乱射事件がおき
王や一族が殺されるという事件が発生
その事件を取材することになる太刀洗。
そんな矢先情報提供者の軍人が殺され、大刀洗が巻き込まれる
というようなもの
詳しくはwikiでも読んでみて
感想
ミステリーってこんなもんでしょうか
殺人事件にかかわる犯人探しがメインのストーリー
わざとらしくちりばめられた伏線を拾っていく展開
それが面白いのか?
馬鹿な読者め、この伏線気がつかなかったろうwww
という作者の低俗な満足感が透けて見える
くだらない伏線だけに、気づかなかった自分がもどかしい
題名になってる、王とサーカスですが
ネパールの実情と報道記者のあり方を描いた
題名ですが
完全に名前負けww
この題名に期待して買った自分が情けない
後半、えらそうに、報道記者のあり方を論じての
展開となりますが、その心情が理解できず
まったく感情移入できないので
物語が上滑り
麻薬取引が事件の核心なのですが
その麻薬が大麻ですって
そんな量の大麻がそんな金になるかってのw
失笑してしまいました
せめて、今流行のヘロインくらいだとよかったのに
ラストの道案内のガキのセリフには
失笑を通り越して怒りさえ覚えましたわ
お前何様でどんな力持ちやねんww
通勤電車で読んでたのですが
読み終わったと同時に、駅のごみ箱に捨ててやりました
このミス1位ですが、わしには合いません
時間の無駄でした
王とサーカス (創元推理文庫) | |
クリエーター情報なし | |
東京創元社 |