へんなものみっけの中で
雷石という話がありました
痴呆になりかけた母とその娘の話で
母と子供の面倒に疲れ果ててた時
孫が雷を怖がってるのを見た
痴呆の母が、孫にお守りとして
「雷の石」を渡します
どうも変な業者から高い金で買わされた
おまじないのような物
娘にとっては、そんなわけのわからないものに
高いお金を払う母親がむかついてしかない様子
偶然出会った博物館に勤める主人公に
「雷の石」の価値を聞きます
主人公にもわからないので、鉱物専門の博士に聴くと
博士は、みんなを鉱物市に連れて行きます
そこは、全世界の鉱物(石)のディーラーが集まる市場でした
貴金属あり化石あり、ありとあらゆる石が集まっています
その中には、博士の想像通り
雷の石がありました
業者にその由来を聞くと・・・・
雷石とは
砂漠に雷が落ちたとき、雷の熱で砂が溶け
それが固まって石になったものだそうです
砂の中で雷の稲妻状になった石
その一部がお母さんが買わされた雷石だったそうです
お母さんが払った値段の価値があるかどうかは別にして
お母さんが、子どもや孫のために買ったという気持ちを
娘さんは理解するのでした。
ええ話でした
うちの親父も痴呆が進んで、施設に入れてますが
現代の楢山節考です
そんなええもんちゃいますね
姥捨て山です
しかし、本人にとっては
赤の他人でも大事にしてくれる人のそばにいる方が
幸せではないかとも考える
今日この頃
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