ぶろぐ猫の目

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実験中

横道世之介 なんだろこの残尿感

2019-04-24 18:40:59 | 読んだ本の紹介

 

 


吉田修一著

本屋の店員のおすすめの中にありました

おもしろそうだったので読んでみました

wikiから 


横道世之介(よこみち よのすけ)は、吉田修一による日本の小説。

2008年4月1日から2009年3月31日まで『毎日新聞』に連載され、

2009年9月16日に毎日新聞社より刊行された。

2010年度柴田錬三郎賞受賞作。また同年度の本屋大賞3位に入賞している。

2012年11月9日に文庫版が刊行。映画化され、2013年2月23日に全国公開された。

あらすじ

1987年、大学進学のために長崎から上京してきた青年・横道世之介は、

そのお人好しな性格から流されるままにサンバサークルに入り、

一目惚れした年上の女性・千春に弟のふりをしてくれと頼まれたり、

世間知らずの社長令嬢・祥子に振り回されたり、

友人の倉持に金を貸したりと、様々な人々と出会いながら忙しい1年間を過ごす。

そして周囲の人々にとっても、世之介との出会いは青春時代の大切な思い出となる。


転載ここまで

バブル期の大学生の能天気な

ほのぼのとした青春小説を期待して読んだのですが

さに非ず

油断してると、足元をすくわれました

期待したとおり、

長崎から出てきた人の好い世の助が、

大学でサンバサークルに入ったりバイトをしたりと

ほのぼの感に浸って読んでいると

あるページから世の助に関わったある人の何年後かの生活が描かれます

それは、バブル終了した現代の日本の風景であり

現実に直面した生活なんですね

それは、いったい幸せなのか?

読んでみないとわからない

世の助に関わったみんながどういった一生を送るのか

大学時代のほのぼの世の助の生活が描かれつつ

場面が切り替わり、かれに関わる人の未来が描かれる

面白い展開です

そしてラストが・・・

そうくるか・・・

物語としては面白いのですけど

中途半端

ボートピープルのエピソードなど

何が訴えたかったのか、よくわかりません

中途半端

ラストの展開もいいような悪いような

妙な残尿感

ひまだったら読んでみてって感じです

70点

 

 

 

 

横道世之介 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋
コメント (4)
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