たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

2007-02-26 01:00:26 | 夢と現実
今年は亥年。亥年生まれの同居人はあまり夢を見ない。熟睡型の人は夢を見ても忘れてしまうらしい。
そんな彼が以前、猪の夢を見た、と朝になって半分寝ぼけながら報告してきた。瓜坊を連れた夫婦者の猪にベッドを占領され、寝る場所がなくなって困った、と言う夢だったそうだ。「でも瓜坊は可愛いかったよ~」と言う感想で終った。

さて、年明けまもなくの事。仕事帰りに11時まで開いているスーパーで買い物を済ませ、10時過ぎに店を出た私は、向こうから犬を連れた男性が歩いてくるのに気づいた。暗いので遠目には良く見えないが、「随分背の高い足の細い犬だな、個性的なプードルカットでもしてるのだろうか」
さて、そばまで近づいてきた犬を見下ろすと…「えっっっ犬じゃない!!猪じゃないこれ
犬ならぬ猪は、瓜坊ではないが、私が「プードル?」と思ったくらいでそれ程大きくはない。まるっきり犬と同じように大人しくリードを付けられ、男性に従って、唖然として見送る私を尻目にスタスタと去っていった。
お散歩だったのか?
ちなみにそのスーパーは山奥にあるわけではない。駅から3分、周りは住宅が密集している地域である。

この話は誰に言っても信じてもらえない
「ミニブタだったんじゃないの」とか「またまたぁ…」と言う反応。
私自身わが目を疑ったがこれは事実。
どう見ても立派な鼻をした、グレーっぽい茶色の荒い毛の生えた猪だった。

その後2月半ばに同居人やその友人、奥様達と共に兵庫県の奥、丹波笹山にぼたん鍋を食べに行った。

山家風の萱葺き屋根の店、囲炉裏で鍋を食べさせるところでよい雰囲気である。出入り口や囲炉裏の横には猪の剥製。大きさ、色合い、やはりあの夜私の見たのは間違いなく猪である。

猪の剥製を見ながら猪肉を食べる、と言うのはあまり趣味が良くない気もするが、何しろ美味だったので誰もそんなことを気にせず、かっ食らっていた。もともと皆それほど繊細ではない。(私も)
そこでもお散歩猪の話をしたがやはり大嘘と思われた。

それにしてもあの男性は、何のために猪を飼っているのか?単なるペット??太らして食うため??
住宅街に住む猪は猪突猛進せず大人しくペット化しているのだろうか?
コメント (3)
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