たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

誕生日

2012-07-03 00:08:31 | 現実
お、もう一昨日になってしまった…

日曜日は私の50回目の誕生日だった。もう半世紀も生きたとは。

10歳の大台(そうは言わないだろうが)の事は覚えていない。二ケタの年になって何か考えたのだろうか?
20歳の大台(これも言わないかな)これもあまり印象にない。大学時代なら、入学か卒業のほうが印象に残るのかも。選挙権のある大人になった、っていう気もあまりしていなかったように思う。
30歳の大台(このあたりから「大台」がリアルになる)これは、オーストラリアで迎えた。29歳というのが今一つ気に入らず、30になったのは嬉しかったものだ。29歳というのが、20代にしがみついてるトシ、みたいに思えたからだ。
40歳の大台(いかにも「大台」って風)同居人が3時間かけて立派なパスタソースを作ってくれて晩御飯だった。平日だったので当日にはどこにもお祝いディナーなどは行けなかったからだ。別に39も40も違わないんじゃない?って印象だった。


10歳の頃には、20歳はもう立派な大人に見えた。むろんそんなことは、なかった。
20歳の頃には、30歳はなんでも知っている素敵な大人に見えた。そんなはずは、ないのだった。
30歳の頃には、40歳はもう、「おばさん」であって、女性じゃない、と思っていた。本人はそんな気は、ないのだ。
40歳の頃には、50歳は実は、まだまだ若いんじゃないのか?と期待をこめて思っていた。体力的にはそれは、ないかな…

日曜は堂島、大川沿いの、民家を改造した風のイタリアンで美味しいディナー、その後大川のライトアップされた辺りを散策して写真も撮ってもらった。



30歳の頃には、まさか大阪に住むようになるとは思ってもみなかったが、もうこれで17年。
ふと昔、まだ北海道にいた頃に、何かの拍子に日本地図を開いてたまたま大阪府あたりを見て、「こんな狭い場所にたくさんの人が住んでるんだ…あり得ない」なんて思ったことがあるのだが、住んでみると実は、北海道人には住みやすい土地柄。人々にあまり気取りのない所が共通するせいか。

大阪での17回目の誕生日、のんびりと美味しいものを食べて、穏やかに50の大台にのれた。なんとなく、楽しい50代になりそうな。



コメント (4)
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