たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

紫陽花・蓮・三室戸寺

2012-07-10 01:28:35 | 現実
暑い。

まだ梅雨が明けていないというのに、昨日から蝉の声が聞こえ始めた。

昨日の新聞だったか、京都の三室戸寺で「蓮の茎でお酒を飲む」催しがあったとの記事が写真入りで載っていた。紫陽花で知られた寺だが、そろそろ蓮も咲き始め両方が楽しめるとのこと。以前から行ってみたいとは思っていたので、紫陽花がまだ見られるうちにと出かけることに。

しかしながら、地図を確認すると、京阪三室戸寺からは徒歩で結構あるようだ。しかもお寺は山の上、と言う事は上り坂?
この間痛めてしまってまだ完全には回復していない足で行けるのか?この炎天下を?

…と言うほどのこともなかった。

炎天下とは言ってもまだ7月初め、これがあとひと月経つとキツイだろうが、そこまでの暑さではない。それに徒歩15分となっていたがそこまでかからなかった。
どちらにせよ写真撮影の旅だと、車も運転できず自転車にも乗れない私はひたすら電車、バスと歩き。
何キロも歩くこともあるのだ。
山の上まで登り坂ということもなく、緩やかに上がるくらい。小学生が賑やかに集団下校中だった。

まもなく山門。ここで飲み物を買って入るとすぐ右に紫陽花園。今日は整備をしているのか、上からしか見られない。そばまで行って見たかったのだが…。



平日だがかなり人は来ており、写真撮影をしている人もいるが、紫陽花には暑すぎなのだろう、見た目のよいのを探すのは大変。干上がってしまったものばかりだ。やはり6月中、雨の後などがいいのだろう。そうなると湿気がひどいけれど。
今日は乾燥しているので過ごしやすいが、紫陽花にはよろしくない。

小振りの庭園、石庭を眺め、やがて本堂へ向かう石段が。これは急。山の上なのはここからのようだ。





登りきるとこじんまりとした本堂。
お参りツアーらしき人たちが大勢、説明を聞いている。どこかにウシガエルがいるらしく、声が響きわたっているのがなんとものどかだ。

実際ウシもいる。「勝運の牛」だそう。この口の中にある玉をさわると「勝つ」らしい。さすがにアグレッシブな顔の牛だ。
とりあえず何にでも勝たして下さい、と祈念しておく。





本堂の前には蓮がたくさん。蓮池ではなく、きちんと鉢に入っている。

白、ピンク、赤に近いもの、見事な蓮がたくさん。
蓮は本当に上品な花で私は大好き。とにかくシンプル、どこかアートな感じまでする花と茎、大きな葉、どれをとっても絵になる。

私のようにカメラ携えて撮りまくっている人も数人。あ、一脚使ってるけどそれはタブーでは…。

本堂回りはそう広くないので歩く距離は大してないが、汗だく。ここまでの間に1リットルは水分採っているのだがあっという間に私も干上がってしまったようだ。
紫陽花の気持ちがわかるというものだ。

そろそろ真夏も近い。


デジブック 『紫陽花・蓮・三室戸寺』
コメント (5)
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