今日も、一日穏やかな秋日和でした。
拙者は、今日大分部の時間を使って、来週の撮影に使用する、ケーブルやコードの製作をしていました。 表題には、「BNC ・ RCA ・ フォーン ・ XLR 」などと、訳の分からない文字が並んでいますが、 映像や音声に使うケーブルやコードにつくプラグやジャックの部品名で、そちらの関係の方は、十分にご存知だと思います。
では、その部品を写真でご覧いただきたいと思います。
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こちらの写真が、今日製作したケーブルやコード類です。
まず、左下の「 BNC ケーブル」は、映像の伝達に使います。 75 Ω の同軸ケーブルに、ハンダを使って、しっかりと固定しますが、ちょっとした技術が必要です。 この同軸ケーブルは、一般的には、F 栓(せん)というコネクターがはまって、 TV のアンテナからのケーブルに使われていて、皆さんもよくご覧になっていると思います。 だが、この BNC ケーブルは、はめる時や抜く時には、コネクター部分を回しながらの動作になり、ただ引っぱても抜けない仕組みになっています。
その上の「 RCA コード」 は、ピン・プラグといって、普通のオーディオの接続コードに使います。 民生機の一般家庭用の DVD レコーダーや CD プレーヤーに使われていて、よく、黄色がビデオ、白と赤は音声用、といった区分がしっかり色分けされています。
その、直ぐ右の「フォーン・プラグ」 のケーブルは、エレキ・ギターやエレキ・ベースから、アンプへつないで、大きな音量をだす事に使われるコードです。 よく、「 シールド 」 と云う方もおられますが、 割合に繊細で微妙なコードで、ジャックとの相性で、音が切れたりして、トラブルが発生しやすいコードです。
そして、一番右が、「 XLR コード」(通称=キャノン)と言いますが、このコネクターには、「オス」・「メス」 と云う、二つのコネクターが有ります。 青色コードの二つのコネクターが「オス」で、緑色のコードの右側のコネクターが「メス」 と呼ばれています。 一般的なマイク・コードは、このタイプが使われていまして、3 個のピンや穴が見えますように、コードの中には、3 本の線が入っていて、 ホット(+)、クール(-)、シールド(アース)と呼ばれています。
また、この XLR コードの長いものは、ステージなどの PA で、スピーカー・ケーブルなどにも使用され、安定した信号の伝達をしています。
いずれも、ケーブルやコードの出来合い品(完成品)は、お金さえ出せば購入できますが、 10 ㍍、 20 ㍍ となりますと、結構いいお値段になりますので、ビデオを始めた頃から、このコネクターの製作の、ハンダ付け技術を一生懸命に覚えてきました。
ここ長野市にも、以前パーツ専門店があり、 BNC ・ XLR ・ RCA などの部品は直ぐ間に合ったのですが、今はその店も無くなって、この部品調達は、Web のネット通販で購入するようになりました。 それで、昨日その部品が届きましたので、さっそくに作業にとり掛かった、という訳です。 今になってみれば、そんなに上手ではありませんが、ハンダ付け作業も覚えておいて良かったと思います。
尚、XLR (キャノン)コードは、今回製作したのは、黒コードでしたので、写真には以前作ってありました、青色や緑色のコードを並べてみました。 もっとも、まだまだパソコンで使われています、 USB や、ハイビジョン映像の伝達の HDMI など色々なコネクターが存在しますが、こう云った複雑なコードは、その道のプロにお任せして、拙者は、比較的簡単なコードやケーブルを作ったということでした。
電気は目に見えませんが、考えように依っては、プラス(+)とマイナス(-)があるだけですから、特に複雑な勉強はいりませんので、拙者にも色々出来た!! と云うことです。
今年のデジタル化で BS アンテナも、パラボラを買ってきて、
ちょっと方向合わせが大変でしたが、拙者一人で取り付けました。
出来る事は、何でも自分で!! っと。
see you again