雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

診察の 前と後では 顔違う/理想の獣医師考

2009-12-08 12:06:04 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常
昨日の夕方、風ちゃんのワクチン注射に行ってきました。


2年前、動物病院を変えてから


「動物病院克服プログラム」のフードパクパク作戦を

ずっと決行して

なんとか、普通に診察や治療が受けられるようになりました。



普通というのは、

以前みたいに

・泣き叫んで、診察室に入らない

・恐くて診察台から飛び降りる

・診察台で暴れて、体重も量れない

・獣医師さんや看護士さんがカラダに触れるとパニックになる

という異常な状態じゃない、というだけであって


喜んで診察や治療を受けているわけじゃありません。


おとなしく、じっと我慢してくれるようになったというだけです。


それでも、以前のパニック風ちゃんに比べたら、格段の進歩です。


これも、毎回風ちゃんの気持ちが落ち着くように
フードをあげたり、励ましの言葉をかけたり

看護士さんじゃなく、私が風を支えたりして

風ちゃんの抵抗が少しでもなくなるように努力してきたからかな。

2年たって、やっと実ってきたのかも。


それでも、待合室の風ちゃんは、ちょっと不安げ。




ファインダーを見ずに手を伸ばして、カメラのシャッターを切ったんだけど
風ちゃんの顔ったら、かなり緊張しているよね。


そして、診察室へ。

ワクチン注射の前に体温を量ったけれど

それがとっても、イヤだったみたいでちょっと抵抗しました。

その後の注射は
スムーズ。

ただ、耳掃除もしてもらったけれど

これもちょっイヤだったみたい。

頑張って我慢してもらいました






そう言えば、前の病院は、ワクチン注射の時に、体温なんて
計らなかったような。
「元気ですか?」「はい」という問答はあったけれど・・・。

多分、風ちゃんは
前の病院では、めちゃくちゃ嫌がって暴れていたので

体温を計れる状態じゃなかったこともあるけど

体温を計ることがその犬のストレスになるなら、
多分大丈夫だろうから、計らなくてもええやん。

という考えだったのかも。


そこで、ふと良い獣医師というか、理想の獣医師ってどんな人だろう?!と

考えみた。

まず医療面
知識がある

技術力がある

経験が豊富にあって素早い判断ができる

常に向上心があって、日々勉強している

続いて対応面

データだけを診るのではなく、その子をちゃんと診てくれる

質問に対して、わかりやすく説明してくれる

複数の選択肢がある場合、メリットとデメリットをきちんと説明してくる(料金のことも)

獣医師自身が患者犬とコミュニケーションをとろうとしてくれる。例えば、そのペットの名前を呼び、話しかけてくれるとか。(モノ的ではなく、愛情を持って診察してくれることが伝わるしね)

飼い主の話をきちんと聞き、質問もする

犬の性格を考え、ストレスのかからないように努力してくれる

だいたいこんなところかしら?
それでいて、リーナズブルだったらサイコー。

上記のような獣医さんでも、一回の診察が数万円とかだったら、
やっぱり引いちゃうし・・ね。


だけど、なかなかこういう獣医師さんは見つからないのよね。



風ちゃんを診てもらったことのある獣医師さんは、この8年間で、多分10人ぐらかな。最初行ってた病院は、勤務医の人が複数いて、出入りが激しかったからね。


それと、私が仕事関係で取材した獣医師さんは、20人以上はいるかな。

ということは、30人ぐらいの獣医師さんと話をしていることになる。


取材した獣医師さんには

ワクチン摂取の時に、「ワクチンのしくみ」という絵本のような
手作りのフィリップを用意して、飼い主さんに説明しているっていう人もいました。


「その犬とのコミュニケーションが大事。まずは、リラックスして
診察が受けられるように、フードをあげたり、アイコンタクトの練習をするなど、仲良くなる努力をしています」という獣医師さんもいました。


そういう、それぞれのいい部分が集まれは、本当に最高ですよね。


だけど、実際にはなかなか巡り会うのが難しかったりします。

逆に最悪のパターンは??

知識があまりない

技術力がない

経験が少なく対処できない

獣医師になってから、勉強していない

検査データがないと何もできない

質問しても説明してくれない

相談もなく治療方法を決めて、高額な請求をする

動物をモノのように扱う

飼い主の話をちゃんと聞かない

こんな感じかしら???



さてさて、診察室から出てきた風ちゃんは

入る前とは顔が一転。




いっぱい褒めたから、かなりのドヤ顔になってました。




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