雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

許せない わんこはモノじゃ ありません

2009-12-11 11:59:58 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴(りん)の日常
昨夜からの雨が

今も降り続いている風ちゃん地方。


だから、まだ朝のお散歩にも行けてません。


だって、今日は日曜日に出るドッグダンスの仕上げ練習をしようと

思っていたんだもん。



でも、この雨じゃ無理。


どうしようかな~と迷いながら、先に急ぎの仕事を済ませ

このブログを書いています。


今、風ちゃんは何をしているのかな?

と思って、寝室を見たら

はい。やはり、私の布団の上で寝ていました。




さて、今朝のニュースで尼崎の違法ブリーターのことをやっていました。


みなさんもこのニュースは、とてもイヤな気持ちになったと思います。


多分、このブリーダーは、「犬はモノ(商品)」としか見ることができない人間なんでしょうね。

愛情があれば、そんなことはできないと思います。


モノだと割り切れるから、「大量に保健所に持ち込む」とか
犬の気持ちを無視したことができるんだと思います。


犬を商品として、売買するシステムがあるから、

こういうブリーダーが

出て来るのもしかたがないとは思うけれど…。



いや、犬を購入することが悪いと言っているのではありません。


犬を譲ってもらう時に、その犬の持ち主に代金を

支払うのは当然のことだと思います。



命ある犬をモノとしか見れない人たちがいる事実が悲しいだけです。

この犬種が売れるからといって、劣悪な環境で、無理に繁殖するとか


変わったカラーが高く売れるからといって、

珍しい毛色の犬が生まれる可能性が高い、

危険な近親交配させるという例もあるってききました。

それって、モノだと思わないとできないことですよね。

本当に、とっても悲しいことです。







「犬を飼う」=「新しい家族に迎える」ということは


私は、縁談にも似ている状況だなぁと思っているんです。
(まぁ、犬の方から選べないという点では、違いますけどね)


私の場合は、偶然の出会いで、雑種犬の風ちゃんと家族になったんですけどね。




結婚相手であるパートナーを見つける時って、どういう方法があると思いますか?



積極的に、お見合いをする方法もあります。

知り合いに紹介してもらったり、

出会いの多い場所、パーティなどに出かける方法も。

偶然の出会いを待つって方法もね。



わんことの出会いも似たような気がするんです。


純血種を求めるのは、お見合いのようなもの。


ルックスなどを含め、あらかじめ、

相手に求める希望があって、その条件に合うわんこと

お見合いします。


成犬になった時の姿も想像できるし

ブリーダーさんがわかっている場合は、親も知ることができます。

性格や気性などもあらかじめ、予測できたりします。

さらに、血統がはっきりしていると、病気なども予測可能だったりするので

あらかじめ、気をつける点もアドバイスしてもらえたりします。




つまり

自分の求める理想に近い相手が見つけられる可能性が大。

そして、気に入ったら「自分の家族にすることを決め」、相手の親御さんや仲人さんに結納金を払うって感じ。


今、純血種と暮らしている人も、商品として購入という意識じゃなく

こんな感じで、「うちの家族に迎えるから」結納金を・・・みたいなイメージ

だったんじゃないかなと思っています。


こうやって、わんこが家族になるって

とても素敵なことだと思います。


喜んで迎えてもらえるから

きっと幸せなわんこも多いと思っています。



ただし、いっしょに暮らし始めて「聞いていたのと違う」ということが
出てきたりしても、絶対に離縁したりしないでほしいですね。



また「理想の相手」の条件などは具体的にないけれど「いい相手がいれば…」と

考えている人もいますよね。


そういう人は、動物愛護団体などの保護犬から、探してほしいと思っています。


何度が、足を運ぶたびに、出会える可能性も高くなるし

あなたの性格に合う、ワンちゃんを紹介してもらえるかもしれません。

そういう場所でパートナー犬に出会った人も、たくさんいると思います。

これもとっても、素晴らしいこと。


犬種にこだわらず「犬と暮らしたい」という人には、

こういう場所に行くことをすすめちゃうかな。


犬種ではなく、その個々にあるわんこの魅力を知ることができるのも

いいなぁと思います。


これは、合コン?! いや婚活パーティみたいなもんになるのかなぁ・・・。




そして、最後に私と風ちゃんみたいに

「結婚したいとか、全然頭になかった」のに

出会ってしまって、いきなり恋に落ちてゴールイン的な家族もいると思います。


それまで「犬を飼いたい」とは、一度も思わなかった私。


そんな私を、風ちゃんとの出会いが変えてくれました。



稀だけど、そういうのもあるよねー。




私は、そんな感じで「犬は家族」「犬はパートナー」だと思っています。


だけど、また日本には「犬は商品」と思っていて
商品価値がなくなったら、処分するとか

購入した商品に欠陥が出てきたら、返品する、破棄する
必要なくなったら、捨てる・・・って考えている人たちがいるのも事実。

これって、何が原因なんだろう?!


子供の頃の教育かなぁ???

うーーーん。

愛情の問題?!


自分に注がれる愛情が不足している人が成長すると

こういう考えになっちゃうのかなぁ。


うーーーーーーん。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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