雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

恐がりは 優等生に 見えるのね/信州ビーナスライン旅4

2011-07-30 10:36:37 | 愛犬と泊まった宿
さて、7月23~25日にいってきた信州ビーナスライン旅の続きでーす。


姫木湖のまわりを散策したショートコースのお散歩を終えて

宿にもどると、そろそろ夕飯の時間。

この宿のダイニングは、わんこ同伴OK。


なので風鈴コンビももちろんいっしょ。


風とは旧知の仲の看板犬のヨタローくんとは

お互いにしっぽフリフリでご挨拶。


でも、初めて会う鈴ちゃんは、大きなヨタローくんに

転がされ、慌ててテーブルの下に避難。


そのままイスに座っている私の脚の間にインしちゃって


ずっとそこから出てきませんでした。


多分ヨタローくんが恐かったというよりは、

ダイニングには、他にワンコ連れ家族が2組いて

そのうち1組は子供さんもふたりいて

そっちから目が離せない感じだっのかも。



私の脚の間に入って、伏せている鈴ちゃんだけど

瞳は真剣に、その子供たちを観察しているようでした。




でも、世間のワンコのマナーからしたら

「飼い主の食事中。足元で伏せをして、ずっとじっとおとなしくしている」というのは

優等生に見えるのよね。

まだ、生後9カ月なのに、優良家庭犬の風ちゃんよりも、お行儀がよく見えました。


ちょっと恐いだけなんだけどね。

だけど、震えていなかったし、鈴ちゃんも成長したかなー。



夕食が終わって、私たちは2階のお部屋へ。

部屋に戻ると、すぐに自分のクレートにインしちゃった鈴ちゃん。


後、心配だったのは

ちゃんと御飯をたべてくれるかどうか。


今回は2泊3日だから、前回のようにほとんど食べられないでいて


断食するには、ちょっとキツイもんね。



いつものドライと、トッピング用のレトルトを用意。


もちろん、風ちゃんはガツガツ完食。


クレートの中から出てこない鈴ちゃんだったけど

器をクレートに入れると食べ始めました。


そして、8割ほど食べたのでほっとしました。


これで、旅の心配事がまたひとつクリアしました。



後の心配事というと、やっぱりトイレ。

大の方は、夕方のお散歩でしてくれたので大丈夫だろうけれど

小がねー。


今まではほとんど家のトイレシーツにしていた鈴ちゃん。


その頃は、1日5~6回してくれて、その度にシーツを替えなきゃいけないので

かなり不経済。


だって、鈴ちゃんたら、自分がしたところには、次にしなくて

必ずはみ出しちゃうんだもん。



だけど最近は、朝夕のお散歩でしっかり出してくれるので


家の中のシーツにするのは、夜中の1回ぐらいに減っていました。


ということは、その夜中の1回が問題なのよね。



宿のお部屋にも、すぐにトイレシーツをセットしておいたけれど


まわりの環境に敏感な鈴ちゃんは、そこでしてくれるかめちゃ不安。


あれ?GWに行った旅の時は、どうしてたっけ???


と思ってブログを見てみたら、トイレのことは書いてなく

夜中に鈴が宿のお部屋で運動会していたと・・・・・。


むむむむ、イヤな予感。





でも私たちもかなり疲れていたので、お風呂を頂いて

早めに就寝。


鈴ちゃんも食べた後は、クレートの中でぐっすり寝ているようでした。





そう前回の旅行と同じく、またも鈴ちゃんが深夜に起きちゃったのです。

時計を見たら午前2時過ぎ。


ふと見ると、鈴ちゃんがトイレシーツの上にいる。


よしよしこのまましてくれたら、すぐに片付けて・・・・と

私はベッドで寝ながら、見ていたけれど


やっぱり勝手がちがうのか、なんども座り直すけれど

していない。


そして、今度は部屋のなかをうろうろうろうろ。


「鈴ちゃん、トイレはここやで」とシーツの上に連れて行ったら

そこで伏せてしまって、トイレをしそうにない。


まぁ、しばらく様子をみようと、再びベッドに入ると


「ねぇママ!!ママ」ってやってくる鈴ちゃん。


何度もトイレに連れて行くけれど、やっぱりしようとしない。


もうええわ、ほっとこ。

と思ってベッドに入った私。


すると、鈴ちゃん自分のクレートに入らずに


風ちゃんが入ってるクレートに入ろうとして、

中の風ちゃんに「入ってくるな!」と唸られる始末。


また、風ちゃんが「ウーッ」という段階で、鈴ちゃんを止めたからいいけれど

あのまま入っていたら、風ちゃんの怒り吠えが。


そうなっていたら、他のお客さんにも迷惑だしね。


でも、鈴ちゃん私が横になると、またまた風ちゃんのクレートまでいったみたいで


風の「ウー」が。


風ちゃんもこれじゃ気が気で寝れないよね。


「もうトイレしないのなら、自分のクレートで寝なさい!!」と


鈴をクレートに入れて、ファスナーを2/3閉めました。

そうこのクレート、1/3は鈴ちゃんがファスナーを壊しちゃって、閉められないです。

でも、布をかけたら眠るだろうと
ファスナー面にも布をかけて・・・・・。



さぁ、これでゆっくり眠れるわ。と思ったら


鈴ちゃん壊れたファスナーの部分から、マジックのようにお出ましに。


そして、再びお部屋をうろうろ。


結局30分以上、鈴ちゃんに付き合わされる私。


「もう、わかったわ。お部屋のトイレシーツでトイレできないのなら、お外に連れてってあげるよ」。


眠かったけれど、私は外に出る決意をして、リードとカラーを鈴ちゃんにつけました。


すると・・・・・。


「えー、こんな夜中にお外に連れていかれるの?! 

 イヤイヤ!! それやったらクレートでおとなしく寝てまーす」

とばかり、リードをつけたまま、自分のクレートに直行。


それから、朝までクレートから全く出てこず。

やっと私は眠ることができました。


そして、野鳥の声で目覚め

お散歩に出たところで

しっかりジャーっとしていました。





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