雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬の鈴(りん)13歳と風愛(ふあ)7歳の楽しい毎日を575で綴ります。

お薬か? 療法食か? いざ勝負

2015-02-09 15:45:21 | 愛犬の病気と手作り食
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大きな動物病院に風ちゃんを連れていってきました。




前回、1月中旬の血液検査で、肝臓の数値たけでなく


腎臓の数値も悪かった風ちゃん。


正常値が9.2~29.2ぐらいの

BUN 尿素窒素の数値が40と出ていて、腎臓病のの可能性も指摘されていました。




その時の担当は、若い獣医師さんで


「腎臓のお薬を投与するか、療法食をするかですが…」と言われたんですが



大阪行きの飛行機の時間も迫っていたし、焦って冷静に考えられなくて



「少し様子を見て、考えます」と言って帰ってきちゃた私。



肝臓のお薬も飲ませているし、させら腎臓の薬も増やす?


それとも療法食…。















そして、そのまま大阪へ行ったりきたりがあって


やっと先週一週間は、まるまる家にいることができたので



「腎臓療法食」とされている食事の栄養バランスの数値を参考に


手作り食を頑張ってきました。







家でパソコンに向かう時間ができた時に、腎臓関連の数値について

いろいろと調べました。



よく書いてあったのが「腎臓は一度悪くなると良くなることはない。

  それ以上悪化させないように、療法食にするか、薬を投与して生活することになる」という内容。




BUNが40というのは、やはり異常値で対策をしないとダメな数値であることがネットのあちこちで見かけました。




「手作り食に戻してみて様子を見る」という私の判断が正しかったのか間違っているのか


毎日がとても不安でした。




でも、今日の血液検査の結果でそれがはっきりする。





もしも、腎臓の数値が悪化していたら、手作り食をやめて


獣医師の薦める療法食に切り替える、もしくは投薬をしようと考えていました。






さらに、血液検査の結果が悪かったら、肝臓と腎臓のエコー検査もしてもらって


腎臓が嚢胞によって変形していないかなどを確かめてもらうつもりでした。








特に風ちゃんは、片方の腎臓がすでにないし


食べ物が原因ではなく、腎臓の中の嚢胞が悪さをし始めていての数値悪化だったら



嚢胞が腎細胞癌として活動し始めたということになるから

そろそろ覚悟しなくちゃいけない。




そういう結果を言われても、しっかり受け止めなければ…。




そんな気合を入れての、通院となりました。









ただ、そうは考えるものの



実際、風ちゃんの肝臓の数値が悪くなったのも、手作り食を中断してからだったし。


食事を手作りに戻せば、なんとかなるかも…という期待も。





まぁ「手作り食の中断=ママが不在」ということなので、ママの不在が多くて


その期間、精神的なストレスがあったことも否定できないんですけどね。







今年になって初めて、千葉の家で一週間以上連続で過ごせたので


今回の検査前は、風ちゃんも精神的にも落ち着いていたはずたと思っています。




前回の数値の悪化は、一時的なものであってほしい…。












私の判断が間違っていたのか、審判が下るような気持ちで風ちゃんと行ってきました。







この動物病院は、複数の獣医師さんがいらっしゃるんですけど


誰に当たるのかがわからないんですよね。


行くたびに違う先生が担当するんです。




私としては話しやすいモンチッチ先生だったら、いいのになー。


と思っていたんですが



今日は、強面の院長の診察になりました。




前回の診察の時に、他の獣医師さんに伝えていた

「後ろ足が震える、排便がしづらそう」ということについて


いろいろ質問され、改善されていないこと


さらにオスワリから立ち上がるのも時間がかかること


寝姿も丸くならず、常に後ろ足をピーンと伸ばしたまま


階段も上れない時があることなどを伝えました。




「レーザーを当ててみましょう。ツボを刺激するので、なかなかいいですよ」と院長。



今日は機嫌が良いのか、穏やかに接してくださいました。




体重は15.85kg。


前回よりも減っていました。



そして、血液採取です。




右の後ろ足を触って「冷えがある」と指摘されました。


「今日はレーザーをするけれど、お家でも後ろ足の屈伸とマッサージをしてあげてください」と院長。



それは、カイロプラクティックの先生にも言われていることなので、やっているんですが…。


と、心の中でつぶやきましたが、声に出すといろいろややこしいことになりそうなので


そこはぐっと我慢して「はい。わかりました」と返事しておきました。







血液検査の結果を待つ間は、本当にどきどきでした。


肝臓の方は、前回もほぼ大したことがなかったので


きっと大丈夫だろうけれど(手作りに戻したことで、悪化してたら私の計算ミスだけど)


やっぱり腎臓の数値、特にBUNがどうなっているのか心配です。







そして、結果が出ました。


まずは肝臓関係




基準値が17~78の

●GPT 11月上旬 224→11月下旬 64→12月 51→1月 82→本日 82



基準値が 47~254の

●ALP 11月上旬 351→11月下旬 270→12月 268→1月 234→本日 199


赤文字が基準値よりもオーバーしている数値なんですが


GPTがやはりほんの少しオーバーしていますが

「これぐらいなら大きな問題もないでしょう。ウルソも今渡してある分を飲みきったら、もう飲まなくても大丈夫でしょう」と、オッケーをもらいました。





ああ、よかった。


11月からお薬を飲み続けていた風ちゃん。


これで肝臓のお薬ともサヨナラできそうです。




では、問題の腎臓です。



基準値0.4~1.4の

●クレアチン 11月上旬 1.5 →1月 1.6 →今回1.5



基準値はオーバーしていますが、前回よりも低くなっていたので、これは問題なさそうとのこと。




基準値が9.2~29.2の

●BUN  11月上旬 31.1→1月 40.1→今回 27.8



えっ??


27.8って、めっちゃ正常値やん?!



「腎臓の方も、全く問題がないですね。尿素窒素(BUN)が正常値なので、クレアチンの1.5も気にしなくていいでしょう」と院長。




えっ、腎臓の数値って良くなることもあるの?


腎臓って一度悪くなると、治らないのとちゃうの?



うれしいけれど、お薬も療法食も与えていないのに、こんなに数値が変わるなんて。




たくさんつっこんで聞きたいことはあったけれど、手作り食反対派の院長なので


ここで「手作りに切り替えたから」などと言うと、またややこしい話で時間とられ、風ちゃんの負担になるかも…と思って、ここはぐっと我慢。



肝臓も腎臓も、とりあえずオッケーをもらえたので、エコーのお願いもしませんでした。



おまけですが

参考値が112~312の

●総コレステロール 11月下旬 375→12月 363→1月 356→今回 332

参考値30~133の
●中性脂肪 11月下旬 61→12月 57→1月134 →今回47


コレステロールは、ママといっしょでやっぱり高め。


でも前回異常値だった中性脂肪も元どおり減っていました。









血液検査に大きな問題がなかったことで、後ろ足については、腰などの関節からくるものだろう…ということで、レーザーを当ててくださいました。





そして、今度は腎臓の療法食ではなく「関節」の療法食を勧められたのでした。











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