あー、やっと仕事のひとヤマを越えました。
ある住宅メーカー主催のオンライン愛犬家セミナーに講師として依頼されていた私。
今日、無事にそのセミナーを終えることができました。
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今日、講演したテーマは、ストアカでも類似の講座をやっているのですが
受講生が2ケタという大人数のため、それに合わせた構成で組みなおし
パワーポイントも全部作りなおして
クイズ形式にしたり、写真やアニメーション、動画なども入れて
参加型の内容にするなど工夫しました。
タイトルは「犬から見た世界を知って、もっと仲良くなろう」です。
講義時間は約1時間、その後も質疑応答などの参加者からの相談に対して
アドバイスしたりで、トータル90分ほどのオンラインセミナーになりました。
お世辞かもしれませんが、終了後に担当者の方から届いたメールに
「社内でも山ノ上先生の講義は大変好評でした。
なんといっても資料の作り方、お客様を巻き込んでいくセミナー構成、
私たちもオンラインセミナーを今後こなしていく上で大変勉強になることが多々ございました。
内容についても、事前打ち合わせの時から感じていましたが
犬を飼っていない私でも興味を引くものばかりで、
わくわくしながら拝聴させていただくことができました。」
と書いてあり、とてもうれしくなりました。
セミナーの内容は、犬から見た世界が、人間とはどう違うのかを
分野にわけて、ビジュアルを見せながら説明。
そしてそれを知ることで愛犬との暮らしにどう役立つのかを伝えました。
犬の視覚と人間の視覚が違うことを伝えるだけだと、それは知識が増えるだけ
その知識を活かして、犬との生活にどう活かすのか「実践」できることを伝えることを
モットーにしました。
犬の視覚から考えて、どういうコミュニケーションが犬にわかりやすく、負担をかけないのか。
犬の視界を想定した映像を見てもらうことで、みなさんもイメージがつきやすくなったと思います。
私自身もこのセミナーの行っているうちに頭の中が整理され、新たに気かづいたことがあります。
それは「これからシニア犬を迎えるにあたり、今何をすべきでしょう?」という参加者の質問でした。
今回は「視覚」がテーマで犬の視覚を考えた時、どんな遊び方が犬にとって視覚を刺激して
遊びたくなるのか・・・を話した後でした。
これからシニアを迎え、年齢を重ねるなら、視覚だけでなく「五感を刺激する遊び」を続けてほしいとアドバイスさせていただきました。
こんな内容です。
犬も高齢になるといろんな機能が弱ってきます。
それが目に出る子もいれば、耳にくる子、そのほかの身体の子もいます。
今からできることは、犬の五感を使って、それぞれコミュニケーションをとっておくことです。
今回紹介したのは視覚・目ですが、嗅覚・鼻を使ったコミュニケーション
聴覚・耳を使ったコミュニケーション
肌感覚を使ったスキンシップのコミュニケーション
そして犬のご褒美となる味覚をつかったコミュニケーションがあり、どれも大切です。
できれば、今からどれもやっておきましょう。
身体機能が衰えると、人間もそうですが犬も不安になるもの
特に大好きな飼い主さんとのコミュニケーションがうまくいかないとなると、よけい不安に。
普段から、五感すべてでコミュニケーションがとれていたら、どこかが弱っても
残りの感覚でコミュニケーションをとることができるので、イヌも安心なんですよ。
そして犬は、一生遊びが心の栄養になります。
シニアになっても遊んであげてください。
パピーの頃は、犬にわかりやすい難易度の低い遊びをしていたと思います。
それを続けることで、どんどんレベルアップした遊びになってきますが
シニアになってくるとそういう難易度の高い遊びだとやらなくなることも。
初心に戻って、シニア犬に対しても、わかりやすい遊びをすれば
楽しくのってくる可能性が高くなります。
ただし怪我には注意してくださいね。
犬の視覚を刺激する楽しい家庭遊び【甘噛み抑止アドバイス付き】
こんな感じでセミナーを締めくくりました。
今は、やり切った感いっぱいの風ママです。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。