今日は、千葉県動物愛護ボランティアの研修に行ってきました。
雨だし、ママもいないし、つまんなかった風愛ちゃんに
ポチッと押してくださいませ。
←すみませんが両方押してください→にほんブログ村
いつも押してくださってありがとうございます。
千葉県の動物愛護推進員である風ママですが
この度、千葉県の動物愛護ボランティアにも、研修を受けて、登録させていただくことになりました。
「ン?県の動物愛護ボランティアって何をするの?」と思った方も多いのでは。
実際私も最初案内をもらった時には、何をするのかしらって感じでした。
動物愛護ボランティアのミッションは、大きく分けで平常時と災害時にわかれます。
特に重要なのは、災害時のペットに対する救護活動だったりします。
同行避難と同伴避難は異なり、ペットといっしょに避難するけれどいっしょにはいられないというのが
多くの自治体の現状だそうで、そんな災害時にボランティアとして求められる行動を考えることが
まず大事たと知りました。
そして、平時は、災害時のことを想定して、今からどんな準備が必要か
多くの飼い主さんに広報することもボランティアのミッションです。
そうです、クレートトレーニングとかをオススメするのも、これに当たります。
そして災害時は、人に助けてもらうのではなく
自分の命は、自分が守る。自分のペットは、自分が守る・・・。これが原則!!
これを「自助」というらしく、命が助かる7~8割が自助だそうです。
特に災害が大きいほど、共助や公助は期待できないとのこと。
ペットフードも5~7日間分ぐらいは、常に用意しておき
災害に備えることが大事だそうです。
なぜ5~7日間分が必要かというと、災害にあった時に、救援物資を要請しても、届くのにそれぐらいの日数がかかるらしく、それまでのペットの食事は、なんとか自分が用意しておくことが大事になるそうです。
避難後、愛犬のフードがなくなってしまったのに手に入らない…なんてことにならないように備えは常に・・ですね。
また、犬が入れる避難所であっても、自治体によっては、犬の登録と狂犬病予防接種のタグがない場合は入れないとか、ルールがあるところも。
実際にペット救護のボランティアとして、災害現場に行き、避難所の状態を知っている人の話を聞くことができて
とても勉強になりました。
また、今はコロナ禍ということもあり
自宅の倒壊の危険がない場合は、ペットは自宅で管理し、避難所に物資を受け取りに行くという方が安心という話もありました。
実際の避難所にいる行政職員や学校の関係者は、動物に対する知識がない人ばかりのところも多く
ペットのことまで頭が回らない場合も。
そんな時に、他の人たちのスペースを害せず、動線をわけられる空間で、ペットたちが比較的快適に過ごせる環境をみつけて、居場所として交渉するのも、動物愛護ボランティアの重要な仕事かもしれません。
そのためには、普段から避難所になりそうなところの建物や環境をチェックしておくこと。
「動物は外だ」という古い考えの人もいるかもしれませんが
今やペットは、室内飼いが多く
この前の学会でも、ペットの避難場所を想定した比較をして、室内の方が犬の状態が穏やかで
他の人に迷惑をかけないというデータが出ていました。
そういうことを知らない人がまだまだ多いので、「室内で管理した方が、より人間に迷惑をかけない」ということを
伝えていくことも、動物愛護ボランティアの仕事かもしれませんね。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
まさにおっしゃる通りで名句です。
自治体によっては、ペット同伴可の避難所が明示されていて、豪雨のとき、遠いけれどもそこに行くとか、そちらが既に満員でしかたなく自宅にいたという話を聞きました。災害時は人も動物も不安になるので、同じスペースにいられる場所が増えるとよいですよね。そのためにも、落ち着いて過ごせる工夫や、練習が重要だと痛感します。風ママさんの活躍、ご期待をしております。
実際のところ行政によってかなり温度差があるように思います。
その自治体の災害対策の担当者に動物への知識がある人がいるかいないかでもかなり変わると思います。
いつもと違う環境でも、飼い主といっしょなら、お利口に過ごせる犬でも、飼い主から離れたところで大勢の犬といっしょだとクレート待機でも、吠えまくる可能性が。一頭が吠えたら連鎖して、吠え続ける状態が続くことも考えられます。犬もストレスだし、他の避難者のストレスになることも。犬が苦手な人やアレルギーの人などと空間をわけることは大切だけど、家族と同伴できないことは、良いことだと思いません。ただ、それを犬を知らない人たちに理解してもらうのが大変かも。