やっとやっと、風ママが書いた論文が世に出ました!!
ここまでくるまでには、何度も書き直し
めっちゃ年月が経っちゃいましたが、無事に掲載されてホッとしています。
そして、昨日抜刷が届きました。
頑張った風ママにポチっをお願いします。
←すみませんが両方押してください→
にほんブログ村
いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
査読論文が掲載されたのは、日本行動分析学会 の 学会誌「行動分析学研究 vol.37 No.1」のp.68~87です。
恩師、眞邉一近教授 との共著になっています。
そして、お願いしていた抜刷 が昨日到着!
抜刷というのは、私の論文の部分のみを抜き出して印刷した冊子です。
研究にご協力いただいた方を中心に、読みたい方に配布したいと思っています。
数に限りがありますがぜひ読みたいと思われる方は、ご連絡ください。
論文のタイトルは
「動物介在活動をめざすオーナーハンドラーへのイヌのコントロールスキル訓練」です。
著者 山ノ上ゆき子風鈴犬のこころ研究室 、眞邉一近 日本大学
になっています。
研究の内容をざっくりと語ると
飼い主さんに動物介在活動(アニマルセラピー)シーンを想定した場面で
セラピー犬として活動したいと思っている愛犬のハンドリングをしてもらい
コントロールスキルをアップするには、どうすればいいのか・・・ということがテーマになっています。
犬の適切な行動に対して、ほめ音声をどれだけ出しているか・・・。というものをカウントしたりもしています。
データ分析で難しかったのは、その「ほめるタイミング」が適正であるかどうか
やたらめったらほめて、「ほめる」数が増えたとしても、それは評価できないでしょ。
犬が望む行動をした時と、継続してしている時にほめる飼い主の行動を評価。
望む行動以外の時に、ほめるのは評価できないし、望む行動をしているのにほめないのも評価できない。
よくない行動をした時に放置するのか、指示や誘導で修正し、従ったらほめる・・・ということができているか
なども評価の対象にしました。
実際、研究データを収集したのは、コロナ前の大学院在学中で
まだ研究の右も左もわからなくて暗中模索でやってたんですよね。
今なら、もっとスムーズに研究計画が立てられるし
ハンドラーさんへの指導もうまくできそうなのに・・・。
ひよっこ状態の私がよくまぁ、これだけの実証データがとれたと
今更ながら思います。
本当に協力していただいた方には感謝しかありません。
さて、我が家の会話ボタンでの生活ですが、
鈴ちゃんはもう、当たり前のように自ら押しています。
自分が必要だと思う「言葉」が入ったボタンは、数回押してくれるのでわかりやすいんです。
違うボタンを押したときは、そのボタンは1回だけで続いては押しません。
「お外に出して」を押したので、出してあげました。
でもやっぱり風愛ちゃんは、自ら押すことはないですね。
Do itで模倣させても、音がならない程度に手をボタンの上に軽くのせるだけなんです。
うーん、風愛ちゃんは鼻で押すことを教えた方がいいのかも。
お散歩の公園で早咲き桜の開花を発見!!
今年の初桜です。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。