新大阪から帰ってきて、ネットでニュースを見ていたら、なんと日本農業新聞e農netに「外食チェーン 期間限定使用 魚沼コシPR ファン獲得へ無償提供 全農にいがた (2012年12月02日)」という記事があった。
内容は以下の通り
JA全農にいがたは1日、外食チェーン店と連携し、店舗で使う米を12月の1カ月限定で、高級ブランド、魚沼産「コシヒカリ」に切り替えてもらう企画を始めた。
街頭やスーパーでの試食イベントとは違って、ゆっくり食事する中で「おいしさ」を実感してもらうという趣向だ。
特に20、30代のOLのファン獲得につなげたい考えだ。
魚沼産「コシヒカリ」を提供するのは、健康食をビュッフェ(バイキング)形式で提供するレストラン「柿安 三尺三寸箸」。
全国で展開する19店舗のうち、11店舗の米を切り替えてもらう。
使用する米は、JA全農にいがたが店舗に無償で提供。1店舗当たり200キロ、11店舗合わせて2.2トンの使用を想定する。
レストランを運営する柿安グループによると、来店者は、健康、美容、グルメ志向の高い女性や家族連れが多く、月に1万~1万5000人が利用する。
JA全農にいがたは「魚沼コシは高級ブランド米と位置付けられ、食べたことがある消費者は少ない。
人気のレストランとのタイアップで、食べてもらう機会を増やしたい」と意気込む。
というもの。
新潟コシヒカリを無償提供して、食べてもらう機会を増やしたいというのなら、まだ判る。
新潟県の代表銘柄米であり、誰もが知っている魚沼産「コシヒカリ」で、なぜこんな事をしなければならないのだろうか。
魚沼産「コシヒカリ」は、毎年完売しているんじゃないの?
生産者が、よく言っているじゃないか。
魚沼の面積だって限られているのに。
売り切れていないの?
背に腹は替えられない?
背水の陣?
そんなに、魚沼の現状は厳しいの?