gooのニュースを見ていたら、「農協改革、強い首相の意向になびいた自民党 統一選に懸念も…(産経新聞)2015年2月9日(月)23:08」という記事を見つけた。
内容は以下の通り
農協改革をめぐる政府・自民党の本格的な議論は、1月20日に法案検討プロジェクトチーム(PT)で初会合を開いてからわずか20日間での短期決着となった。
背景には、農協改革を経済政策「アベノミクス」第3の矢の成長戦略の要と位置づける安倍晋三首相の強い意向がある。
「改革断行国会」と命名する首相の前に、党内の反対論が急速にしぼんだ形だが、なお4月の統一地方選への影響を懸念する声も残っている。
「成長戦略の成果を結実させるため、改革を実現する法案が骨抜きにならないよう全力で準備を進める」
首相は9日の政府・与党連絡会議で、農協改革への決意をこう語った。
自民党関係者によると、首相は党とJA側による水面下の協議にあたり、党幹部に「改革が後退しないように」と電話で指示。
特にJA全中の一般社団法人化と、内部組織である監査部門の分離独立だけは「全中が反発しようと絶対譲歩するな」と厳命したという。
JA全中は、農協法に基づき約700の地域農協から集めた「賦課金」年約80億円を元手に政治活動を展開。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉では、国政選挙での“組織力”をちらつかせて自民党議員に反対を迫るなど、首相にとっては「他団体と比べても抵抗の手法が目に余る」(首相周辺)存在だった。
首相の強い意向に、当初は抵抗する構えを崩さなかったJA全中は徐々に屈していった。
これに伴い、自民党内の反対論も急速にしぼんでいった。
アベノミクスに対する世論の期待感は高く「統一地方選を控えたこの時期に党内抗争するのは外聞が良くない」(党中堅)との判断も働いたようだ。
先月20日のPT初会合では懸念の声が大半を占めていたが、今月9日の合同会議ではほとんど異論が出ず、一気に「了承」まで持ち込まれた。
とはいえ、農協はこれまで自民党の「集票マシン」として機能してきただけに党内には不安も残る。
1月の佐賀県知事選では地元JAグループの支援候補が与党推薦候補に勝利するなど農協票の固さをみせつけている。
合同会議では、出席者から「統一選への影響が出ないようお願いしたい」という意見も出た。
来年夏の参院選への悪影響を懸念する向きもあり、首相にとっては今後党内の不安をどう解消するかも課題となる。(力武崇樹、水内茂幸)
というもの。
「集票マシン」とケンカしたのだから、もう当てにすると言う事は、まず無いであろうし、当てにする方が、世の中からして可笑しい。
これからは、JA票や農民票を当てにしないで、堂々と選挙で戦えば良いだけの事ではないだろうか。
内容は以下の通り
農協改革をめぐる政府・自民党の本格的な議論は、1月20日に法案検討プロジェクトチーム(PT)で初会合を開いてからわずか20日間での短期決着となった。
背景には、農協改革を経済政策「アベノミクス」第3の矢の成長戦略の要と位置づける安倍晋三首相の強い意向がある。
「改革断行国会」と命名する首相の前に、党内の反対論が急速にしぼんだ形だが、なお4月の統一地方選への影響を懸念する声も残っている。
「成長戦略の成果を結実させるため、改革を実現する法案が骨抜きにならないよう全力で準備を進める」
首相は9日の政府・与党連絡会議で、農協改革への決意をこう語った。
自民党関係者によると、首相は党とJA側による水面下の協議にあたり、党幹部に「改革が後退しないように」と電話で指示。
特にJA全中の一般社団法人化と、内部組織である監査部門の分離独立だけは「全中が反発しようと絶対譲歩するな」と厳命したという。
JA全中は、農協法に基づき約700の地域農協から集めた「賦課金」年約80億円を元手に政治活動を展開。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉では、国政選挙での“組織力”をちらつかせて自民党議員に反対を迫るなど、首相にとっては「他団体と比べても抵抗の手法が目に余る」(首相周辺)存在だった。
首相の強い意向に、当初は抵抗する構えを崩さなかったJA全中は徐々に屈していった。
これに伴い、自民党内の反対論も急速にしぼんでいった。
アベノミクスに対する世論の期待感は高く「統一地方選を控えたこの時期に党内抗争するのは外聞が良くない」(党中堅)との判断も働いたようだ。
先月20日のPT初会合では懸念の声が大半を占めていたが、今月9日の合同会議ではほとんど異論が出ず、一気に「了承」まで持ち込まれた。
とはいえ、農協はこれまで自民党の「集票マシン」として機能してきただけに党内には不安も残る。
1月の佐賀県知事選では地元JAグループの支援候補が与党推薦候補に勝利するなど農協票の固さをみせつけている。
合同会議では、出席者から「統一選への影響が出ないようお願いしたい」という意見も出た。
来年夏の参院選への悪影響を懸念する向きもあり、首相にとっては今後党内の不安をどう解消するかも課題となる。(力武崇樹、水内茂幸)
というもの。
「集票マシン」とケンカしたのだから、もう当てにすると言う事は、まず無いであろうし、当てにする方が、世の中からして可笑しい。
これからは、JA票や農民票を当てにしないで、堂々と選挙で戦えば良いだけの事ではないだろうか。