こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

島根県JA邑智 リポート-3

2015年02月22日 22時46分27秒 | Weblog
「石見高原おおちハーブ栽培」は「きぬむすめ」と「コシヒカリ」の2品種で行われている。
しかし、「コシヒカリ」については、既に販売先を持っている事から、自分たちのブランド化の中には含まず、最初の提案であった「きぬむすめ」のみで行う事にする。

理由としては、既存店との差別化をしたいという事もあるのだが、自分としての問題もあり、手を広げたくないというのが、本音である。



お米のランキングでは「鳥取産きぬむすめ」が、2年連続で「特A」となっている事から判るように、「きぬむすめ」の実力は証明されている。
であるならば、この「石見高原おおちハーブ米きぬむすめ」についても、可能性はあるという事だ。

それは判ったとしても、
自分としては不慣れな「土」と「石」。
そして「弱い水」。

この「石見高原おおちハーブ米きぬむすめ」を全国に広めていくためには、自分の考え方や経験値だけでは無理だあろう。
出来たとしても、膨大な時間が必要となってしまうのは明らか。

なので、「石見高原おおちハーブ米きぬむすめ」については、地域の力が絶対的に必要となる。



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島根県JA邑智 リポート-2 

2015年02月22日 22時31分38秒 | Weblog
「土」を味方にするといっても、一体全体どうしたら良いのか判らない。
そこで、時間が許す限り地域の環境を見て回って見ることにした
千畳敷であるとか、断魚渓であるとか、志都の岩戸であるとか。









地域を回って判ってきたのが、1600~1400万年前の貝類の化石の発掘体験できる場所があることからも推測できるのだが、この地区で起こった地殻変動。
簡単に言えば、ほとんどの地域で、地層が90度近くまで立ち上がっているのだ。
そして、その地層の境目に沿って水田地帯が広がっているという事実。
確信したのは、断魚渓の川の中にあった、川を分断している地層の裂け目に沿って両手を広げてみると、水田と山との境目と重なることからだ。









さらに、巨石が多いという事も判った。
よってこの地区は、石を外しては語れないという結論となった。





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島根県JA邑智 リポート-1

2015年02月22日 22時18分44秒 | Weblog
昨日、島根県JA邑智で、地元では既に販売している「石見高原おおちハーブ米きぬむすめ」について、全国に向けて販売するためのブランド化のために、現地視察と生産者に向けてのブランド米の大切さについて、講演してきた。

ブランド化をするにあたって大切なのは、産地側が、どれだけ消費地(この場合は関東)の情報を持っているのかという事になるのだが、やはり山間地としての欠点そのままで、消費地の情報はまったく持っていなかった。
なので、頑張っているのは理解できているが、その努力の成果は発揮されていない状態であった。

水田も自分たちの当たり前の使い方で、雑に使っているというものではないが、消費者に見てもらうための水田とはなっていない。
畔の雑草を綺麗に刈ってある水田と、雑な水田があり、放置水田については、まさに放置のまま。

車から見ている限りでは、水田の構造は、中山間地のどこにでもある水田と思ったのだが、じっくり見ると独特の水田構造を持っていて、その原因は、地域特有の「土」にあると思う。



まんべんなく小さな礫(小石)が、すべての水田の土に混ざっている。
小さな礫と言っても、1mm~7mmの大きさが多く、簡単に除去できるというものではない。
土の性質は、火山灰、粘土等と礫のミックス?
自分としては、あまり見たことが無い、正直言って良く判らない土なのである。

なんとなくコントロールしやすくも見えるが、実際にはコントロールしにくい土だと思う。
理由は、礫の量とミックスの比率が、同じ地域であってもバラバラだからである。



次に問題なのが、水はけの悪さ。
雨が降った、雪が降ったという後だという事を考えても、水はけは悪すぎる。
見た目からすると、革靴では歩けそうもないと思えるが、実際には少しだけ沈む程度で、まったく問題なく歩くことが出来る。
土面から10cm下になると、水が溜まっているが、土面はしっとりとしている程度。
その理由は、礫が入っているからなのだろうと考えた。



そして、独特の水田構造といった理由は、盆地の中の平坦地でありながらも、畔が大きいという事で、いくらなんでも、大きいし幅があるのだ。
法面角度からすると45度といったところだろうか。
古い水田だからとか、区画整理をしていないからだろうとか、色々と考えてみたのだが、結果としては、やはり「土」の性質だろうと結論付けた。
法面をよく見てみると、法面は真っ直ぐではなく、途中から法面下に滑っているのだ。
つまり粘着性が弱い。
この原因も、礫交じりのせいだと思っている。





さらに、用水路のサイズが、水田の大きさなどからすると、妙に小さい。
小さな溜池は、ちょこちょことあるのだが、ほとんど使用していないらしく、大半は山からの水を使用しているそうだ。
なの視察をしていて、水は豊富にあるとは思えない。
だから、用水路を小さくして、長い距離まで水が届くようにしているように見えた。



これについては、相当大規模な区画整理と作土改良をしなければならないことから、「まず解消することは出来ない」と割り切るしかないだろう。
よって、「石見高原おおちハーブ米きぬむすめ」のブランド化の中では、この土を味方にしていくしかないという結論になった。
(続く)
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怒りは

2015年02月22日 17時31分36秒 | Weblog
怒りと言うのは、疲れを凌駕する。

しかし、身体にも、精神的にも、物凄く悪いものである。
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喧嘩売ってんのか!

2015年02月22日 17時10分11秒 | Weblog
なんだ今日の、全国お米マイスターネットワーク会議の講演内容。

前半は、自分勉強不足だから仕方がないとしても、後半の内容は無いだろ!

あ~っ。
米作りやめて、水田でトウモロコシを
作れってか。
アホ言ってんじゃないっう~の。

生産者の収入のが上がるとか、そんな問題ではない。

農作業を続けて行くには、生産者のプライドがある。
お米の生産者は、そのプライドが高い。
だから、優れたお米を育て上げるのだ。
自分も、そのプライドの高さがあるから、地域のブランドを作ろうと思うし、実際に作っている。

なのに今日の内容は、完全に自分に喧嘩を売っているとしか思えなかった。

収入だけで良いのなら、植物プラントシステムでも紹介しろや。
その方が、産地の産業のためにはなるだろうから。

あ~あっ。
時間の無駄だったな。
家で寝ていれば良かった。
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全国お米マイスターネットワーク会議

2015年02月22日 13時33分19秒 | Weblog
第21回全国お米マイスターネットワーク会議が始まった。

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お米マイスターネットワーク会議

2015年02月22日 10時10分56秒 | Weblog
今日は、全国お米マイスターネットワーク会議と、生産者との商談交流会が、すみだ産業会館である。

なので今、電車に乗っている。

疲れがピークになり始めている。
だから、喜怒哀楽が激しいというか、精神が壊れはじめているというか。

会議は16時40分まで。
いつもなら、大したことがない時間だけど、今日はキツいだろうな。

それに、島根県邑智の視察とブランド米についても、整粒しなければ成らないし。

会議中は、CPUを2つ動かさなければ!
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おはよーニャンコ

2015年02月22日 09時58分30秒 | Weblog




久しぶりの、おはよーニャンコ

リリ姉は起きているので、おはよーニャンコ。

フク君はまだ寝ているので、おやすみニャンコ!
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