こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

農地集積バンク 東北で貸し付け低調 離農後の働く場なく 目標と大きな差

2015年02月19日 20時28分28秒 | Weblog
日本農業新聞e農netに「農地集積バンク 東北で貸し付け低調 離農後の働く場なく 目標と大きな差 (2015/2/19)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農政改革の柱として動きだした農地中間管理機構(農地集積バンク)への農地の貸し付けが水田農業が主体の東北地方で低調で、今年度目標を達成できない県も出てきた。
離農、経営縮小後の展望が描けず、貸し出しをためらう農家が多い。
中山間地では農地を引き受ける担い手を確保するのも難しい現状だ。
農地集積には担い手の育成、農地を手放した農家の働く場づくりといった課題が山積している。

東北各県の農地の貸し出し希望面積は500~2500ヘクタール。
これに対し、借り受け希望は延べ1万~6万ヘクタールに上る。

ある県の機構関係者は、貸し出し面積が確保できない背景を「農地の出し手にとっては離農や経営縮小の判断が伴う。なかなか決心できないようだ」とみる。
離農、経営縮小した後の仕事のめどが立っていないため、小規模農家らが農地の貸し出しに二の足を踏んでいる形だ。

一方、別の県の機構関係者は「現場では、担い手育成や農地の出し手の話し合いがようやく本格化したところ。まだ時間がかかる」と指摘する。

今年度2000ヘクタールの貸し付け目標を掲げた宮城県の実績は10日現在、355ヘクタールにとどまる。
県は「目標の達成は困難。原因は出し手の少なさ」(農業振興課)と説明する。
貸し付け面積の実績が目標の半分以下にとどまっている県がほとんどで、複数県の機構担当者は「今年度の目標達成は難しい」と漏らす。

秋田県は東北で唯一、現時点で貸し付け目標の1000ヘクタールを達成できる見通しだ。
ただ、借り受け希望が延べ6万1000ヘクタールあるのに対し、貸し付け希望は2000ヘクタールにとどまる。
同県の機構は「機構で抱えている農地のストックがないため、来年度以降は楽観できない」と警戒する。

農地を引き受ける担い手が不足しているという根本的な問題も大きい。
山形県の中山間地の70代農家は「離農して農地を手放したとしても、地元に農地を引き受けてくれる担い手がいない」と打ち明ける。

機構が、引き受け手の見つかりにくい農地を借り入れた場合、農地の管理費用がかさむ。
限られた財源を圧迫するのを避けるため、各県の機構は中山間地などの条件不利地ではなく、引き受け手が見つかりやすい平たん部の農地から優先して借り入れている状態だ。

一方、「平たん部は既に農地集積が一定に進んでいる。中山間地の農地流動化にもっと力を入れるべきだ」と訴える市町村担当者も多い。
「中山間地で農地を引き受ける担い手の育成が欠かせない」との指摘も相次ぐ。(宗和知克)
というもの。

農業は、机の上だけでは語れない。
産地を確認したとしても、数か所だけでは、本当の現状は見えない。

本当に日本の農業の将来を考えているのであれば、まず手を入れなければならないのは、中山間地だろう。
中山間地を切り捨てて、成り立つ水田というのはありえない。
そして、中山間地にこそ、日本のすべてがあると思う。
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「天のつぶ」完売しました

2015年02月19日 20時11分14秒 | Weblog
地元のリンゴと桃の液と、ポリフェノールの成分を含む海藻のエキスを散布した、福島県福島市 KatoFarm(代表:加藤晃司)の「天のつぶ」は、おかげさまで本日、完売となりました。

まだまだ風評被害などが消えていないですが、スズノブとしては、福島県をただ応援するための販売という事は一切せず、純粋に美味しいお米として紹介して販売をしておりました。
そのため、店頭の玄米箱にお米が入っていても、「天のつぶ」の特徴や美味しさを求めている人に対してのみ、お米の紹介していましたので、何度も店頭へ来られていたとしても、紹介をしていない方も多かった事と思います。

「天のつぶ」は、今年の新米から、また店頭での販売を再開いたします。
半年以上お待たせしてしまう事になりますが、お待ちください。
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戦略室

2015年02月19日 19時43分50秒 | Weblog


これが自分の戦略室。
基本的に、ここで、自分のプロジェクトは作られている。

少し前に1度公開したと思うが、モニターの変更が合ったことから、再度ご紹介。

以前紹介した24型モニターを、急きょ店で使う事になってしまったので、自分がプロジェクトを作る為に、少し前に購入したモニターと、同じモニターをもう1台購入して、トリプル画面として使えるようにした。

ここまで作り込むと、プロジェクトが出来ない何て、間違えても、言えないな。
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米の食味ランキングが発表された

2015年02月19日 18時52分49秒 | Weblog
今日の17時に、26年産のお米の食味ランキングが発表になった。

http://www.kokken.or.jp/ranking_area.html

133産地品種を食味試験した結果、特Aは42点、Aは70点、A’21点

天候としては恵まれていない産地も多かったのに、蓋を開けてみたら25年産の38点という特Aの数を上回っていたとは。
自分の判断では「これでは無理だろう」と思っていた品種も特Aになれたと、ちょっと想像していたのとは違ったので、ビックリさせられた。

佐賀県も、昨年同様「さがびより(逢地)」と「コシヒカリ(天川)」の2品種が特Aとなった。
自分に文句ばかり言われて、ずっと苦労し続けて、食味と品質を上げ続けてたいのが、本当に結果となって出ているのが、心から嬉しい。

JAも、生産者も、今日は美味しいお酒が飲める事だろう。
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いいなぁ

2015年02月19日 11時39分03秒 | Weblog







控え室にある貴重品。
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早すぎた

2015年02月19日 11時15分33秒 | Weblog
11時50分前に着こうと思っていたけど、こんなに早く着いてしまうとは。

待ち時間、何すれば良いのやら?



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厳しすぎませんかという質問に対して

2015年02月19日 09時45分33秒 | Weblog
この頃の自分のブログなどのコメントは、産地に対してかなり強い口調が多い。
なので、常に読んでくれている人から「産地に対して、少し厳しすぎませんか」という問い合わせが届いた。

自分としては、これでも弱すぎると思っている。
実際、産地に行っているときには、もっと厳しい事を言い続けているからだ。
それこそ、心が折れるほどに!

自分と付き合っている産地は、皆頑張っていると思う。
それは良く判っているつもりだし、認めてもいる。
でも、足りないのだ。

そんな危機意識では、最悪の波が来た時に乗り切れない。
いくら自分が作っている産地だとしても、波に慣れなかったり、沈没してしまった産地については、さすがに助けられない。
だから、そうならないために、最悪の事態が来る事を想定して、厳しく言っているのである。

言っている間は、まだ可能性はある。
いつの間にか、ブログにも書き込まれなくなった産地が出てきたとしたら、失敗したのだと思ってほしい。
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新百合ヶ丘へ行く

2015年02月19日 09時13分39秒 | Weblog
今日はテレビ収録のため、11時15分までに、新百合ヶ丘の撮影場所に行く。
疲れ切っているから、電車で行く事も考えたのだが、かなり遠回りになってしまう場所だったことから、やっぱり車で行く事にした。

撮影内容については具体的に聞かされていなかったため、昨日届いた台本を見ていて、「えーっ、これって何っ」という気分になってしまったのだが、偶然にも夜に、明日の確認などの電話が入ったことから、それらについての質問をした。

結果、納得は出来ていないものの、出演キャンセルも出来ない事から、「自分が納得できて、話せる範囲で」という事で決着となったものの、まだ「うぅ~ん」という気持ちは残っている。
とはいっても、撮影で渋い顔も出来ないし、お米にとってマイナスとなるコメントも言えないので、工夫しながらコメントする予定。
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