何度も何度も。
くどいくらいに何度も。
「産地の整理をする」と、投稿していた。
なので、これについては、誰もが承知のことだろうと思う。
そして、ついに昨晩。
自分のSPRでブランド化を進めている産地の取引について、仕入れ・管理・販売をしくれている「和穀の会」と、最終的な「産地整理」についての話し合いをしていた。
結論から言えば。
・自分だけが販売しているようなブランド米については、和穀の会の負担増になる上に、契約数が少ないために品質が上がらないという現実があることから、大幅に激少させる
・1地域同品種で、栽培だけが違うだけというブランドについては、将来性がある方に集約する
・県が違うだけの同品種については、実力がある方に集約する
・販売努力をしていない地域やブランド米については、29年度までに整理をする
・整理は、全ての取引米が対象となる
・整理の判断は、産地側の今迄の努力など、総合的に判断する
・必要が無いブランド米の売り込みについては、負担が増すばかりなので、拒否をする
・契約産地と契約数量を減らすことを進めていることから、新規ブランド米の取引については、完全凍結をする
・お米屋にとって必要となる低価格・高品質米については、随時考慮していく
など、多岐にわたっている。
産地からすると、30年問題で頭を痛めている時に、ダブルパンチである。
しかし、これについては、何度も発信をかけていた。
1年以上にわたって、対応するようにお願いもしていた。
整理対象にならないようにと、方法も教えていた。
なので、今回の決断について、意義が出ることは無いと思う。
それに、いまさら泣き付かれても、どうにもならない。
結論は出てしまった。
とりあえず、自分がかかわっていたブランドや品種で、整理対象となっているのは以下のとおり。
(消滅・減少・見直しなどがあるが、確定ではない)
・佐賀県・逢地ヒノヒカリ
・佐賀県・逢地夢しずく
・佐賀県・逢地さがびより
・佐賀県・天使の詩
・佐賀県・将躍コシヒカリ
・高知県・白雲の彼方 土佐天空の郷
・石川県・えちゃけなコシヒカリ
・鳥取県・十七夜物語コシヒカリ
・兵庫県・かぐや姫
・新潟県・世界農業遺産(GIAHS)佐渡の郷コシヒカリ
・新潟県・朱鷺と暮らす郷コシヒカリ8割減
・宮城県・東北194号いくよちゃん
・北海道・ピンネきらら397
・北海道・北竜おぼろづき
・北海道・函館ふっくりんこ