マスメディアから、各産地の状況を聞かれるが、解らないから言えない。
数ヶ所の産地については知っているが、言わない。
コシヒカリを主力にしている多くの産地のコシヒカリは、倒れて「転けヒカリ」になるかも。
そうなると、その惨状がニュース等でも取り上げらてしまう可能性もある。
結果、コシヒカリの1等が少なく、2等3等が多くなってしまうと、コシヒカリにとっては、まさに最悪。
これによって、コシヒカリ時代の終焉となってしまうかもしれない。
そうなってしまった時の切り札となるのが、新品種。
今の気象条件でも耐えられ、品質が確保しやすく、雨風にも強い品種たち。
しかし、どこの産地も、コシヒカリが1番であって、コシヒカリを売りたくて、せっかく自分たちの産地から生れた、今の時代、これからの時代のための新品種を、蹴落とそうとしている。
全ての産地を冷ややかに見ていて、「愚かだな」としか感じていない。
やっと産地に生れた赤ちゃん(新品種)を、生れた途端、1年の成長も待たずに、「いらない、価値がない、使えない、必要ない」と悪態をつき、赤ちゃんの将来を全否定した悪口ばかりを言っている。
新品種は、産地にとって、担い手と同じ。
それが理解出来ない産地に、将来何て無い。