こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

解っているのなら

2018年09月05日 23時59分23秒 | Weblog


経済連と地域農協と全農の、お米についての考え方を批判してから、もう数時間たっている。

「流石にこれは危ないから、削除した方が良い」と助言してくれる人もいるが、削除するくらいなら、初めから投稿していない。

自分のSNSは、今回批判をした、経済連・地域農協・全農の関係者も、沢山見ている。
産地との付き合いも長いので、当然、知り合いも多い。

なので、数時間前の投稿内容について、自分が何を言いたいのか。
実際、誰に対して言っているのかまで、解ってしまっている関係者も、多いだろう。
そして、相当、耳が痛い事だろう。

それ以外の関係者は、自分たちからしたら、ゴミみたいな米屋ごときに、プライドにケチを付けられたのだから、相当イライラして、怒り心頭の事だろう。

では、さらに追い討ちの話しをしよう。

そもそも、ブランド米って、何?
どういうお米を、ブランド米って言うのだろうか?

CMを流して、スーパーで完売したらブランド米?
少し話題になったらブランド米?
有名人を起用したらブランド米?
特Aになったらブランド米?
一般米よりも、少し高く売れるようになったらブランド米?

どれもこれも間違いだと言う事は、お米を知らない消費者でも、簡単に判る事だろう。

つまり、その程度のお米が、ブランド米である訳がない。

では、経済連や地域農協や全農の関係者に聞く。

ブランド米とは?
コシヒカリは、ブランド米なの?

なら
消費者が知らない産地のコシヒカリも、ブランド米なの?

さらに
消費者が知らない業務用米は、ブランド米なの?

ブランド米という物を、経済連や地域農協や全農は、どんな風に考えているのだろうか。

解っているのなら、自分の愚かさをさらけ出してまでも、県のブランド戦略を邪魔するはずは無いのだが。
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言うのは今

2018年09月05日 18時54分55秒 | Weblog


温暖化を考えて、産地の将来を考えて、担い手の将来のために、さらに、産地で誇れるお米、消費地が求めるお米、流行にあったお米等を考えて、長い時間と苦労を重ねて、やっと新品種は生まれ出る。

なので、そういう新品種を生み出した全ての産地は、その新品種が、より産地の将来のためになるようにと、コシヒカリを超えるブランド米に育つようにと、ブランド戦略というものを考えて、実行していこうとする。

なのに、地域の経済連と地域農協や全農が、せっかく生まれた新品種を潰そうとしている事例が、全国で溢れている。
それも、コシヒカリを主力商品として栽培して販売しいる産地に多いというもの、共通している。

其処には、どういう理由があるのだろうか。

品種も生き物である限り、永久にあり続けるという事は不可能。
何時かは限界と言うものが来る。
それが昭和の時代に生まれた品種であるのなら、なおさら。
今の温暖化や異常気象には耐えられない。

幾らコシヒカリであっても、品質が良くないのであれば、高く売れる筈もない。
消費者も「おいしい」とは言わない。
「また食べよう」とも思はない。

新潟県や魚沼という産地であれば、消費者が知っている産地である事から、まだ買ってくれるかもしれない。
しかし、「〇〇県って、どこ?」「お米作ってんの?」と言われてしまう程度の産地であれば、買ってくれる事は、殆ど期待出来なくなる。
だからこそ、新品種をシッカリと地域の誇れるブランド米に育てていかなければ、その産地の将来は期待できないのではないだろうか。

なのに、産地の経済連と地域農協や全農は、コシヒカリだけを売りたいというか、コシヒカリしか売るノウハウを持っていないからか、新品種を高く売る自信が無いからなのか、新品種を徹底的に批判し、「コシヒカリでなければ駄目だ」みたいな説明をする。

それを消費地で、産地に愛情を持たず、産地を助けるという考え方も無く、無くなっても構わない産地だという考え方で、冷ややかに見ていると、時代の乗り遅れた、昭和の時代のボケた頭の偉い人たちが、威張りくさって指示しているのが、滑稽でしょうがない。

県がブランド戦略を作らなければならないのは、産地の経済連と地域農協や全農が、自分たちの新品種をブランド米にする事が出来ず、全て業務用米にしてしまったという、今までの繰り返しの失敗があるからである。

もしも、この意見に反対出来るのであれば、魚沼を超えるブランド米を、産地の経済連と地域農協や全農は「いくつも作り上げた」と言えるはずである。
しかし、そんなブランド米は、何処を見渡しても無い。

平成になってからも、各産地から毎年、新品種は生まれ続けた。
高品質の品種もあれば、良食味の品種も沢山あった。
なのに、何一つブランド米にはなっていない。
消費者は、その品種の存在すら知らされていない。
酷い場合は、数年間で新品種が消えてしまっている事もある。

そうしてしまったのは、本当に県なのだろうか。

県がブランド戦略と言い始めたのは、山形県「つや姫」や北海道「ゆめぴりか」が初めだろう。
それまでは、経済連や全農が、全てを仕切って新品種を動かしていた。
県が意見を言おうとすると「口出しをするな」と怒鳴り散らした、経済連や全農の偉そうな担当者を、実際に自分は、その場で何度も見ている。

今迄の自分たちの事を、棚に上げるのではなく、よりによって神棚に上げて、県が地域の将来のために、担い手のために、ブランド米にしようとしている新品種の足を、徹底的に引っ張り、県の些細なミスであっても、「それ見た事か」と大声で批判して、県の努力を無にしようとする。
そして、もしも失敗したとしたら、「全ては県が悪いんだ」と、自分たちの失敗ごまかし、そしてを消すように、声高らかに言い回る。

元々、県に販売する権利は無い。
今も昔も、お米を動かしているのは、新品種を流通にのせているのは、産地の経済連と地域農協や全農なのだ。
つまり、自分の産地のお米が売れないというのは、産地の経済連と地域農協や全農の販売が、間違っていて下手だという事なのではないのだろうか。

そんな事だから、頑張る生産者や努力を惜しまない生産者は、産地の経済連と地域農協や全農を、全く信用しないで、「自分で頑張らなければ」と考えるのではないのか。

これってなんだ。
いったい、いつの時代なんだ。

もうじき新しい年号に代わる。
TPPも動き、国内産米だけの戦いではなく、世界のお米との戦いとなる。
パンドラの箱は、まだまだ幾つもあって、これからも開き続ける。

それなのに、お米の消費はさらに減り続ける。
1つや2つの産地のお米が無くなっても、国内産米は溢れかえってしまう。

今は情報社会の時代。
どんな些細な発信であっても、あっという間に広がってしまう。

経済連と地域農協と全農を批判した、この投稿も。
あっという間に全国に知れ渡ってしまう。

そして、ブランド米を潰しているのが、産地の誰だったのかと言う事も、県内だけでなく、全国に知れ渡ってしまう。
今迄は出来ていたとしても、もう「失敗させて、知らん顔」をする事は出来ない。

犯人は直ぐに特定されてしまう。
それが今という時代。

多分この投稿は、物凄い事になってしまうかもしれない。
SNSを終わらせなければならない事態となるかもしれない。

それでも、言う時は「今」なのだと思う。

新品種をブランド米とさせずに、失敗させようと考えている偉そうな人たちは、「自分の首をかけて、全力で失敗させる」必要がある。
そうしなければ、今度は自分が追い込まれていく事になるのだから。
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振るから

2018年09月05日 16時21分02秒 | Weblog


7日に「ふくい南青山291 2階多目的ホール」で、「いちほまれ」CM発表会がある。
なのだが、1番「いちほまれ」に関わっていた自分は参加しない。

その日、自分は3箇所のマスメディアの取材を受けるからである。

1つは、北陸3県の新品種とブランド戦略について。
2つ目は、「いちほまれ」のブランド戦略と経済連と農協の反逆について。
3つ目は、1番言いたくない、今年の新米の出来と、新品種について。

流石に、今年の新米の出来を、いつまでも黙っている事は出来なくなってきた。
なので、今回だけは自分が話しをする。
しかし、これ以降は、全ての産地について、自分が言う気持ちは無い。

新潟県については、南魚沼・佐渡・新潟に関わっているお米マイスターに。
青森県・山形県・岩手県・宮城県等については、各々に関わっているお米マイスターに語ってもらう。

自分は、関わっていない産地の、新米の出来や新品種のブランド戦略等を語る気持ちは無いし、現実問題として、言う権利がない。
だから、もう語らない。

産地に関わるという事は、綺麗事だけでは済まない。
悪い事でも、正確に消費者に伝える責任がある。
産地に関わるのであれば、それを背負うのは当然の事である。

お米マイスターが関わっていない産地もあるが、正直、今年の新米については、言う事が難しい部分が多いので、自分は語りたくない。
だから、そういう質問については、全農・経済連・農協に、全て振ってしまうつもり。

ブレンド戦略については、県がシッカリ戦略を立てて実行出来ている場合は、県に。
しかし、県が進めようとしているブランド戦略を、全農と経済連が否定している場合は、全農と経済連に全て振ってしまうので、自分たちの行動と言動に対して、自分たちの県の将来を考えた、担い手の将来の事を考えた、責任ある回答をしてほしい。
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オタクとして

2018年09月05日 14時57分55秒 | Weblog


明日の午後から、バラエティー系の番組の収録がある。

バラエティーなのだが、掴みで、お米オタクとして、マニアックなお米の話しをしてほしいと言われている。

なので、沢山の品種が生れた事と幅広い特徴の品種が増えた事、お米が主食から嗜好品に変わった事は、絶対に話そうと思っている。
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石見高原ハーブ米憲章

2018年09月05日 14時46分56秒 | Weblog


島根県「ご縁三国結び米」の3地区の中の1産地である、島根おおち地区本部から、「石見高原ハーブ米 憲章」の、3回目の確認が届いた。

これでも問題無いと思いながらも、また赤字を入れてしまった。

ハーブ栽培という差別化をしているので、専門用語を使ってしまうと、一般の消費者は読んでも解らないから。
なので注釈を入れたのだが、それがかえって読みにくい。

なので、石見銀山地区本部の「巨木・ご神木・棚田米 憲章」に似せて、憲章の前半部分は、注釈を文章に入れてしまい、1つの読み物のようにした。

当然、文字数は多くなってしまったが、果たしてどうだろうか?
後は、島根おおち地区本部の判断だな。
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