こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

機動力

2019年07月18日 15時38分51秒 | Weblog

巨大な山が崩れ落ちるまで、約1年半。
しかし実際は、最短だと今年末まで。
最長でも、あと1年しかない。

という事は、新システムと流通は、年内中に出来上がっていなければならない。

そんな事は可能なのだろうか?

自分たちで直配システムを持っている産地は、システム修正で何とかなると思う。

しかし、米卸を経由する流通に依存していた産地は、どうにもならない。
大ロットなら、何とかなるかもしれないが、1件1袋みたいな流通は、現状不可能。

だが、それを実現させないと、せっかく作った地域ブランド米は消えてしまう。

産地の頭の良さと柔軟性、俊敏なフットワークに掛けるしかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島の香り隠岐藻塩米の今後

2019年07月18日 09時53分05秒 | Weblog

昨晩、島根県隠岐地区本部と本部長とJAしまね米穀課と、4時間ほど、今後についての打ち合わせをしていた。

お米の食味や品質については、今回、一番の出来だと思う。
それは、6年かけた継続努力の結果だ確信している。

お米が売れない→考えがバラバラ→ブランド化を考える→戦略を作る→長所と短所を知る→個人プレーの禁止→団結した取り組み→欠点が直ってくる→土が甦り始める→稲が変わってくる→評価が良くなる→やる気が出てくる→土が出来てくる→売れるようになる→さらに評価が上がる→流通価格が上がる→若者が多くなる⇒ブランド米として認知される。

島の香り 隠岐藻塩米 特選コシヒカリと、きぬむすめは、この大道に沿って進んでいた。
島というリスクがあるため、一切の近道をさせなかった。

正直、巨大な山さえ崩れ落ちなければ、数年で新しいブランド米として認知されただろうが、現状、それは実行不可能となった。

愚痴を言っても仕方がないが、ブランド戦略を潰されてしまったのだから、言いたくもなるのも、理解してほしい。

全国流通させる事が出来るのは元年産米まで。
2年産米以降も、安定して戦略を続けるためには、新しい流通システムを、早急に作ならければならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする