こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

選んでも良いと思う

2019年07月19日 10時06分25秒 | Weblog

深夜の投稿に対して
「産地としてメリットがないと思う米屋の足切りをしなければならなくなる」という考え方は、やや傲慢ではないでしょうか。
産地が米屋を選ぶのではなく、米屋が産地を選ぶのが当たり前ではないかと考えるのですが。
と質問が届いていた。

一般流通している慣行栽培米なら、米屋に選ぶ権限があると思う。

しかし、今回話している島根県の「ご縁三国結び米」の3産地のお米は、島根県を代表するブランド米である。

そういうお米は、米屋の考え方や販売方法を確信して、選んで良いと思う。

自分だったら、その米屋が、産地の取り組みを理解してくれて、棚の賑やかしではなく、主力として考えてくれているかで決めてしまうと思う。
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新しいシステムのためには

2019年07月19日 03時04分55秒 | Weblog

17日は島根県の隠岐地区本部、昨日18日は石見銀山地区本部と島根おおち地区本部、つまり「ご縁三国結び米」の各産地と、今後の事について打ち合わせをしていた。

巨大な山が崩れ落ちる事はあり得ないというのが前提で、島根県を代表するブランド「ご縁三国結び米」は誕生し、全国に流通させていた。

であるが、その流通が出来なくなる事から、自分たちで新しいシステムを作って、島根県のトップブランド「巨木・御神木・棚田米つや姫」「石見銀山コシヒカリ」「石見高原ハーブ米きぬむすめ・コシヒカリ」「島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ・きぬむすめ」を、全国に流通させなければならなくなった。

なので、どうやって、新しいシステムを作るか、全国流通させるかを、ずっと打ち合わせしていたのである。

現在結びついている米屋を、100%カバーする事は困難。
今までの産地と米屋との関係等から、産地としてメリットがないと思う米屋の、足切りをしなければならなくなると思う。

しかしそうなってしまうと、流通量が減ってしまう。
それはブランドの崩壊につながるので、新規に扱ってくれる米屋を、探す事になるだろう。

「なんだよ、それは」と思うかもしれない。

ようは、スリム化とか、修正とかではなく、新しいシステムを作るために、一回リセットして、組み直しが必要だと考えているという事。


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