巨大な山が崩れ落ちた事で、関わっていた産地だけでなく、ブランド米を作ろうとしている産地から、「これから、どうやって産地の情報を出すようにすれば、消費者に届くのだろうか。方法か判らない」
と、問い合わせがきた。
今までは、産地が作ったリーフレット等は、巨大な山にまとめて送って、そこから全国の差別化・こだわり・地域ブランド米を扱っている米屋に届けられ、その米屋から消費者に渡されていた。
しかし、巨大な山が無くなる事で、それが出来なくなるため、産地が自ら米屋等に届けなくてはならなくなる。
稲の生育状況や、産地の様々な報告も、産地が自ら発信していくしかない。
自分が以前から口五月蝿く言っていたSNSによる発信が、その方法の1つである。
既に毎日発信している産地は、存在を拡散させる努力をして、更に情報をプラスすればよいだけなので、何とか情報を消費者まで届けられると思う。
しかし、発信をしなかった産地は、どうしたらよいのか、自分でも判らない。
今からSNSを始めるという産地なら、まだ消費者の興味をひけるかもしれない。
が、始めはやっていたのに、途中で止めてしまって、そのまま放置していた産地は、消費者も見なくなってしまっている。
そのSNSは、復活できるのだろうか。
お金をかけても、産地の思いが伝わらない時代。
その中で、発信する事で、広がる可能性があるながSNS。
苦手ではすまない。
出来ないではすまない。
産地の将来は、自分たちで、何とかするしかない。