差別化・こだわり・地域ブランド米を一手に引き受けて、全国流通させていた、巨大な山が崩れ落ちた事で、令和元年の各産地の差別化・こだわり・地域ブランド米を流通させる事が、現状、かなり厳しい事態になっている。
そういうお米は、生産量が少ない等の理由もあり、スーパーや量販店には行かず、意識の高い米屋を通して、お米の美味しさ・特徴・お料理との相性等を楽しいと判ってくれる消費者に届けられていた。
価値はありながらも、流通弱者の、差別化・こだわり・地域ブランド米。
どんなに努力しても、新システムが出来なければ、昨年実績を下回るのは確実。
「産地の倉庫にお米が余ったまま」という光景は、生産者の努力を無にしてしまい、意欲を無くさせてしまう、一番始めの原因になる。
各産地の上層部には、現在の状況は、シッカリと伝わっているだろうか?
伝わっていれば、とっくに、何かしらの行動があるはずなのだが。