日本農業新聞e農netに、「初登院の農林議員 TPP「反対していく」 (2012年12月27日)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り(後半・途中省略)
特別国会が26日召集され、農家から注目される新人議員や復帰議員が続々と初登院した。
衆院選で大勝しただけあって自民党議員がほとんどで、焦点の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題については、各議員とも「聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対していく」などと強調。
現場視点の農政展開や食料安全保障確立へ決意を示した。
北海道11区で初当選した自民党の中川郁子氏は、同党きっての農政通だった故・中川昭一氏の妻。
淡いグレーのスーツに身を包んで国会議事堂の正面玄関から登院した。
日本の食料基地である北海道選出の国会議員として、「食料安全保障を国の重要な政策の真ん中に据え、国会でもTPP断固反対を訴えていく」決意だ。
武部勤元農相の長男で、北海道12区の同党、武部新氏は午前8時の開門と同時に初登院し、「身の引き締まる思い。責任の重さを感じる」と国会議事堂を見上げた。
TPPについては「経済だけでなく、農村、美しい古里など日本の根幹に関わる問題だ。特に北海道は影響が甚大で、これからも反対を主張していく」と強調した。
長崎2区で当選したJA島原雲仙組合長、同党の加藤寛治氏は地域格差のない「千里同風」が信条。
「地域の振興・発展がまず第一で、責任の重大さをひしひしと感じる。農業を守るためのJAの存在意義や重要性も訴えていかなければならない」と述べ、現場視点の農政展開に全力で取り組む考えを示した。
元農水省職員で、山形2区の同党、鈴木憲和氏は「地元の皆さんの思いを背負っている。自分の原点に立ち返り、現場を一番大 切にした政策をつくりたい。普通に農業をやって普通 に報われる世の中にするため、頑張りたい」と意気込みを語った。
新潟4区の金子恵美氏(新潟)は、「命を懸けて仕事をしていきたい」と気を引き締めた。「TPPは聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対。今後も立場を変えず訴えていく」と力説した。
静岡2区で初当選した同党の井林辰憲氏は、「小規模農家を捨てることは地域を壊すことにつながる。豊かな地域をつくるためにも、小規模農家を重視した政策を行っていく必要がある」と指摘し、「兼業農家を前提とした政策を充実させる」ことを誓った。
栃木2区で返り咲きを果たした自民党元農林部会長の西川公也氏は、TPP交渉参加には断固反対の構えで「農業の将来像をどうするか、農業者の意見を聞きながらつくりたい」と、現場の意見を踏まえたきめ細やかな自民農政の推進へ意気込みを語った。
茨城3区で復帰を果たした同党の葉梨康弘氏も、TPPには「今から交渉に入って得るものがあると思えない。劣化している日本の外交力を立て直すことが先だ」と力説。
昨日は確か、自公政策合意の中で、TPPの表現は曖昧で、公約に踏み込まなかったはず。
初登院の農林議員さんは、言い切ってしまって大丈夫?
後で、トーンダウンすると、カッコ悪いぞ。
内容は以下の通り(後半・途中省略)
特別国会が26日召集され、農家から注目される新人議員や復帰議員が続々と初登院した。
衆院選で大勝しただけあって自民党議員がほとんどで、焦点の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題については、各議員とも「聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対していく」などと強調。
現場視点の農政展開や食料安全保障確立へ決意を示した。
北海道11区で初当選した自民党の中川郁子氏は、同党きっての農政通だった故・中川昭一氏の妻。
淡いグレーのスーツに身を包んで国会議事堂の正面玄関から登院した。
日本の食料基地である北海道選出の国会議員として、「食料安全保障を国の重要な政策の真ん中に据え、国会でもTPP断固反対を訴えていく」決意だ。
武部勤元農相の長男で、北海道12区の同党、武部新氏は午前8時の開門と同時に初登院し、「身の引き締まる思い。責任の重さを感じる」と国会議事堂を見上げた。
TPPについては「経済だけでなく、農村、美しい古里など日本の根幹に関わる問題だ。特に北海道は影響が甚大で、これからも反対を主張していく」と強調した。
長崎2区で当選したJA島原雲仙組合長、同党の加藤寛治氏は地域格差のない「千里同風」が信条。
「地域の振興・発展がまず第一で、責任の重大さをひしひしと感じる。農業を守るためのJAの存在意義や重要性も訴えていかなければならない」と述べ、現場視点の農政展開に全力で取り組む考えを示した。
元農水省職員で、山形2区の同党、鈴木憲和氏は「地元の皆さんの思いを背負っている。自分の原点に立ち返り、現場を一番大 切にした政策をつくりたい。普通に農業をやって普通 に報われる世の中にするため、頑張りたい」と意気込みを語った。
新潟4区の金子恵美氏(新潟)は、「命を懸けて仕事をしていきたい」と気を引き締めた。「TPPは聖域なき関税撤廃を前提とする限り反対。今後も立場を変えず訴えていく」と力説した。
静岡2区で初当選した同党の井林辰憲氏は、「小規模農家を捨てることは地域を壊すことにつながる。豊かな地域をつくるためにも、小規模農家を重視した政策を行っていく必要がある」と指摘し、「兼業農家を前提とした政策を充実させる」ことを誓った。
栃木2区で返り咲きを果たした自民党元農林部会長の西川公也氏は、TPP交渉参加には断固反対の構えで「農業の将来像をどうするか、農業者の意見を聞きながらつくりたい」と、現場の意見を踏まえたきめ細やかな自民農政の推進へ意気込みを語った。
茨城3区で復帰を果たした同党の葉梨康弘氏も、TPPには「今から交渉に入って得るものがあると思えない。劣化している日本の外交力を立て直すことが先だ」と力説。
昨日は確か、自公政策合意の中で、TPPの表現は曖昧で、公約に踏み込まなかったはず。
初登院の農林議員さんは、言い切ってしまって大丈夫?
後で、トーンダウンすると、カッコ悪いぞ。