日本農業新聞e農ネットに「食味別販売で商機 コシ販路拡大へ 新潟・JA北魚沼 (2013/8/28)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
新潟県のJA北魚沼は、米のトップブランド、魚沼「コシヒカリ」の販路拡大に向け、食味ランクに合わせた区分集荷・販売に商機を見いだしている。
2013年産は、豪雪地帯を逆手に取った「雪室貯蔵」もスタート。
米の付加価値化に弾みをつける。
・雪室貯蔵もPR
JAでは、1年間で取り扱う「コシヒカリ」約6600トンのうち、広域合併前から力を入れてきた直販が半分を占める。
高価格帯米である魚沼産の販売環境が年々厳しくなることに危機感を持ち、他産地との差別化を模索。
10年産から、多様化する米のニーズに合わせた区分集荷販売の仕組みを導入している。
たんぱく含有率と整粒歩合に応じてSS(たんぱく含有率4.8~5.3%)、SA、S、A、Bと5段階にランク分け。それぞれに価格を設定し、営業努力で販路を築いている。
今春からは、豪雪地帯ならではの取り組みとして、雪の冷気で米を低温に保つ「利雪型米穀低温貯蔵施設」を稼働させた。
13年産米では、SS、SAを「雪室貯蔵米」のネーミングで商品化。
S以下の米の60キロ当たりの販売価格(12年産は2万3000円=全農の相対取引基準価格)にそれぞれ1500円、1000円を加算した価格で最高級品として販売する。
販売先は、通信販売業者や高級米を扱う米穀店、都心の百貨店などだ。
SSやSAを継続して取引する通信販売業者の「ディノス・セシール」(東京都中野区)は、「魚沼コシヒカリがスーパーでも買える時代だからこそ、ワンランク上の物を求める消費者は多い」(同社食品部の糸山豪チーフ)と、JAの区分販売の取り組みを評価している。
SとAは卸やネットショップモールを運営する「アマゾン」を通して販売。
最下位のBは、おかゆや高たんぱく米、加工用などを扱う業者向けに売り込む。
JA販売促進課の橋本賢一・販売マネジャーは「上位にランクする米が増えるよう営農指導を徹底しつつ、同時に売り先の確保も進め、農家手取りを極力高めたい」と、販売戦酪を錬る。
というもの。
米屋でも、勉強不足のところでは、JA北魚沼のSS、SAなどのランク分けがある事を知らないところがある。
こういう差別化が始まると、南魚沼だけがトップという事は、もう無いのが現実。
産地が
どんな差別化をしているのか。
どうやって、生き残りを考えているのか。
どうやって、地域の活性化をしようとしているのか。
などの勉強は、米屋でも必要となってきている。
勉強していない米屋には、こういう貴重な米は届かない。
それが当り前の時代となってきているのだ。
内容は以下の通り
新潟県のJA北魚沼は、米のトップブランド、魚沼「コシヒカリ」の販路拡大に向け、食味ランクに合わせた区分集荷・販売に商機を見いだしている。
2013年産は、豪雪地帯を逆手に取った「雪室貯蔵」もスタート。
米の付加価値化に弾みをつける。
・雪室貯蔵もPR
JAでは、1年間で取り扱う「コシヒカリ」約6600トンのうち、広域合併前から力を入れてきた直販が半分を占める。
高価格帯米である魚沼産の販売環境が年々厳しくなることに危機感を持ち、他産地との差別化を模索。
10年産から、多様化する米のニーズに合わせた区分集荷販売の仕組みを導入している。
たんぱく含有率と整粒歩合に応じてSS(たんぱく含有率4.8~5.3%)、SA、S、A、Bと5段階にランク分け。それぞれに価格を設定し、営業努力で販路を築いている。
今春からは、豪雪地帯ならではの取り組みとして、雪の冷気で米を低温に保つ「利雪型米穀低温貯蔵施設」を稼働させた。
13年産米では、SS、SAを「雪室貯蔵米」のネーミングで商品化。
S以下の米の60キロ当たりの販売価格(12年産は2万3000円=全農の相対取引基準価格)にそれぞれ1500円、1000円を加算した価格で最高級品として販売する。
販売先は、通信販売業者や高級米を扱う米穀店、都心の百貨店などだ。
SSやSAを継続して取引する通信販売業者の「ディノス・セシール」(東京都中野区)は、「魚沼コシヒカリがスーパーでも買える時代だからこそ、ワンランク上の物を求める消費者は多い」(同社食品部の糸山豪チーフ)と、JAの区分販売の取り組みを評価している。
SとAは卸やネットショップモールを運営する「アマゾン」を通して販売。
最下位のBは、おかゆや高たんぱく米、加工用などを扱う業者向けに売り込む。
JA販売促進課の橋本賢一・販売マネジャーは「上位にランクする米が増えるよう営農指導を徹底しつつ、同時に売り先の確保も進め、農家手取りを極力高めたい」と、販売戦酪を錬る。
というもの。
米屋でも、勉強不足のところでは、JA北魚沼のSS、SAなどのランク分けがある事を知らないところがある。
こういう差別化が始まると、南魚沼だけがトップという事は、もう無いのが現実。
産地が
どんな差別化をしているのか。
どうやって、生き残りを考えているのか。
どうやって、地域の活性化をしようとしているのか。
などの勉強は、米屋でも必要となってきている。
勉強していない米屋には、こういう貴重な米は届かない。
それが当り前の時代となってきているのだ。