こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

似ている

2016年11月26日 09時35分06秒 | Weblog


ちょこちょこ駅に止まる東海道新幹線「ひかり」。
駅で止まっている度に、後からきた新幹線に、物凄い勢いで追い抜かれる。
 
始めは何も思わなかった。
でも、これって、今のお米の世界に似ている。
 
後から来るものは強い。
 
ルールに合わせているから。
計画通りだから。
 
正論ではある。
しかし、それで良いのか?
抜かれてしまっては、何にもならない。
 
ブランド化計画の見直しと修正!
これは、抜かれないためのものだった。
 
でも、どの産地も、ブランド化計画がスタートしたら、そこで満足してしまい、止まってしまう。
見直し迄行っている産地は少ない。
 
抜かれないためには、何をするのか!
もう1度!
シッカリと考えて欲しい❗
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛り上り

2016年11月26日 08時44分23秒 | Weblog


金曜日の午後、湖北農業農村振興事務所主催で、滋賀県長浜市平方町の湖北合同庁舎第一会議室を使用して、滋賀県湖北地域湖北農業経営者会会員及び農業後継者クラブ員を対象とした、「湖北の米を「有名ブランド米」にする方法 ~JAと生産者がタイアップしたブランド米づくり」という講演をした。
 
今までは、外部から人を呼んで話を聞くということはなかったらしい。
なので自分の話は、かなりのショックを与えたみたいだ。
寝る生産者は誰もいないし、配布資料もしっかり見てくれていた。
 
あまりの内容に、黙り込んでしまうかな?
と思っていたら、逆に、若手生産者にはかなり参考になったようで、講演が終わってから、物凄い盛り上りになってしまった。
飲む、食べる、話す。
講演の後は、お通夜みたいになりやすいのに、今回は、若者のコンパそのもの。
 
「質問攻め」とは、こういうことなんだと実感したほど。
食べる暇がない。
お酒を飲むチャンスもない。
1人の質問に答えたら、直ぐに次の生産者がの質問がくる。
あまりにも質問が多いことから、手を上げて質問する生産者まで出てきた。
 
講演のなかで、土作りや作土などに触れたことから、質問の内容は、漠然とした内容ではなく、直ぐに実行できる直球ストレートなものばかり。
 
何でこんな産地が、ずっと田舎の中で燻っているのだろう?
ガンガン攻められるはずなのだが。
 
攻めるとしたら、「コシヒカリ」ではなく、「みずかがみ」だろうな。
特別栽培の9俵狙い。
プックラとした張りをもった米粒。
ニーズはあると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駄目だろうな

2016年11月25日 11時07分35秒 | Weblog


こだわり米や差別化米を専門に取り扱っている「和穀の会」。
現在の取り扱い銘柄米は、140を越えている。
安い銘柄米ならいざ知らず、他の米卸が買いきれないと悩む、まだ知名度がない差別化米を、産地の将来を考えて仕入れて、全国の差別化米を販売している米屋に販売している。
 
いくら「和穀の会」や自分たち米屋が、産地の将来を考えていても、当の産地が「売ってしまったら終わり」的な考え方だったら、どんなに実力がある産地でも品種でも、売れるはずはない。
 
売れなければ、「和穀の会」の不良在庫にしかならない。
それは、米卸としては致命的。
よって今回、140の銘柄米を70銘柄米程に、絞り混むことになった。
当然、自分が手伝っていた地域ブランド米も、整理対象になってしまった。
 
今の状況からして、一度消えたブランド米は、二度と復活はしない。
だから、消えないように、整理されないようにと、口煩く良い続けていた。
しかし、思いは届かず。
 
そして今週始め、「和穀の会」と打ち合わせをした。
それは、自分として、いくつかのブランド化計画米を、諦める決断をしなければならない日であった。
 
相当、精神的に追い詰められると覚悟していた。
しかし、予想に反して、「これとこれを諦める」と、淡々と言葉が出てきた。
自分としても、それには驚いた。
 
であるが昨日。
「和穀の会」に、切り捨てた2ブランド米の内の、1ブランド米を残して欲しいと、改めて頼んだ。
であるが、ブランド米としては、やはり諦めている。
希少品種として、残したいと思ったからだ。
 
ほぼ自分だけが販売している品種。
もたもた販売していると、「和穀の会」の倉庫代がかさむだけ。
それでは、残して貰えるはずはない。
 
残してもらうためには、一気に販売を仕掛けるか?
米屋の販路を広げるか?
しかし、リーフレットはない。
FaceBookもない。
ナイナイだらけ。
やはり厳しいだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勿体ない

2016年11月25日 09時34分06秒 | Weblog


色々なマスメディアと話していで、マスメディアが関心もってくれて、「産地のリーフレット等がありませんか?」、「ホームページはありませんか?」と聞かれて、いつも言葉に詰まる。
 
リーフレットは頼んでも作ってくれない。
作ってくれていても、何処かの会社に丸投げしたまま、消費者目線でチェックをしていないから、使い物にならない。
 
ホームページは、予算ながないから作れない。
 
FaceBookは、作ってくれたが、ほとんど投稿してくれないので、マスメディアに存在を教えてあげられない。
 
この1年間で、いったい、幾つの産地が、紹介して貰えるチャンスを、棒にふってしまったのだろうか?
 
30年問題を前に、産地の限界点を越えてしまった中で、なんとも勿体ないことである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切り捨てるのだろうか

2016年11月25日 09時05分07秒 | Weblog


昨日の朝日新聞との話の中では、青森県「青天の霹靂」と、岩手県「銀河のしずく」の、新品種の話もしていた。
 
本当にお米が好きな消費者は、今でも米屋から、その産地の情報と研ぎ方、炊き方、食べ方等を教わって、その品種の特徴を楽しんでいる。
当たり前のこととして、精米したてをもって帰る。
精米年月日の古いお米に手を出す消費者は少ない。
 
産地が、そういう消費者がいるということを勉強しているのならば、産地精米を計画することが、いかにお米好きな消費者をガッカリさせてしまっているか、簡単に想像できるはずだ。
 
なぜ精米ばかりを販売するスーパーばかりを考えるのだろうか?
お米にこだわる消費者もいるが、圧倒的に、まだまだ価格で選んでいる消費者が多い。
 
産地は、なぜ米屋と、お米好きの消費者を切り捨てるのだろうか?
 
ブランド米を目指すと、カッコつけているが、実際には、完売させることばかりを考えているのではないだろうか?
 
ブランド米は、一夜にして出来ることはない。
しかし、一瞬にして無にすることは出来る。
 
青森県も岩手県も、もうブランド米を目指すことは諦めたのだろう。
 
長い時間をかけて作られた品種が、哀れでならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッカリ

2016年11月25日 08時25分43秒 | Weblog


昨日、朝日新聞と、来年デビューする新潟県の新品種「新之助」についての取材を受けていた。
 
デビュー前ということもあり、今年の「新之助」は、試験販売だったはず。
したがって販売店は、自分たち「お米マイスター」店で、応募した店から選ばれると、新潟県からの資料には書いてあった気がする。
 
それに、ブランド米として位置付けから、販売価格は、新潟コシヒカリ以上、魚沼コシヒカリ以下を考えていると聞こえていた。
 
試験番号の時から試食していて、この「新之助」に面白味を感じていた自分としては、正直、かなり期待していた。
なので、試験販売にも協力したし、価格も、次期ブランド米として恥じない価格をつけた。
 
消費地の米屋は、玄米販売の店頭精米がサービスというスタイルが大半。
その店で、白米販売をするというのは、来店するお客様としても違和感となる。
さらに、精米年月日にもシビアだ。
 
かなりリスクがあることは判っていたが、それでも新潟県のブランド計画に期待していた。
 
しかし、見事に裏切られたと感じている。
 
大手スーパーで、「新之助」の販売が始まったのだ。
それも、自分達の仕入れ値よりも安い価格での販売である。
 
当然、自分達の価格では不利。
さらに、精米年月日というハンデがある。
スーパーで販売されていない時には3日で完売したが、スーパーで販売されてからは、全く売れていない。
 
多分、もう販売が伸びることはないだろう。
自分としても、新潟県のブランド計画が理解出来ない。
なので、これ以上、「新之助」に関わっていても、プラスにはならないと判断した。
 
よって、3回入荷することになっている「新之助」の、3回目をキャンセルした。
 
試験販売なのに、大手スーパーで販売してしまったら、それは完全にデビューしたと同じ。
誰が、こんな計画立てて、実行させたのだろう?
来年のデビューの時に、どういう説明をするつもりなのだろうか?
 
期待していただけに、ガッカリである。
 
そんな話を、朝日新聞に話した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湖北に行く

2016年11月25日 03時16分20秒 | Weblog


今日は、湖北農業農村振興事務所主催により、滋賀県長浜市平方町の湖北合同庁舎第一会議室で、滋賀県湖北地域湖北農業経営者会会員及び農業後継者クラブ員を対象とした、「湖北の米を「有名ブランド米」にする方法 ~JAと生産者がタイアップしたブランド米づくり」という講演をするために、滋賀県へ行く。
 
なので12時にはベットに入ったのだが、はやり産地に行く前というのは、神経がピリピリしているので、26時には起きてしまった。
元々、産地整理をしている中で、完全に諦めなければならない産地や品種があったり、やはり残してもらいたいと思う産地と品種があったりと、自分としても色々と考えていることもあるので、この1ケ月ほどは、睡眠時間は2時間が当たり前になってはいたのだが・・・
 
このごろ、記事などにはならなくても、様々なマスメディアと話し合っている。
その話の中で見えているのが、この数年間で、日本の農業は、確実に悪化していくだろうという事。
 
「何か対策はあるのか」と聞かれれば、「産地の考えと行動しかない」としか答えられない。
なぜなら、自分としての考え方は、既に言っている。
しかし、一向に実行してもらえないことから、次の一手を出すことが出来ないのだ。
となれば、あとは産地側に任せるしかないという結論になってしまっている。
 
産地としては、いまさらもがいても手遅れと考えているのだろうか。
あきれ返るほど、どの産地からも相談は来ない。
というか、自分の考え通りに動いていないのだから、相談のしようも無いのかもしれないが・・・
 
今日は、そんな現状についても話そうと考えている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっという間

2016年11月24日 11時07分01秒 | Weblog


ナチュラル・スタイルを楽しみましょう!と提案をしている、J-WAVE「SARAYA ENJOY! Natural Style』の収録が終わった。
 
あっという間。
一発オッケー😆👌❤
録り直し無し❗
 
あまりにも早く終わってしまったから。
ちょっと拍子抜け❗
 
放送日は、12月4日。
関東地区での放送となります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J-WAVE

2016年11月24日 09時38分25秒 | Weblog


「そのまま」、「ありのまま」の生活、ナチュラル・スタイルを楽しみましょう!と提案をしている、J-WAVE「SARAYA ENJOY! Natural Style』の収録のために、もうしばらくしたら六本木ヒルズに行く。
またまたお米の話であるが、今年の出来や、話題の品種などについての話もする予定。
 
ちなみに、放送は来月とのこと。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回答した

2016年11月23日 16時24分24秒 | Weblog


はじめから締め切りギリギリで依頼された、読み物コンテンツでの、お米の味や特徴の記に関する質問について、赤字で回答して、先ほどメールで送り返した。
 
ミスをしたのが、なん文字以内で回答すれば確認していなかったこと。
 
何処まで書き込んでいいか、分からなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完成

2016年11月23日 10時19分08秒 | Weblog


真空パック110個完成!
 
これから原稿書き!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事

2016年11月23日 08時29分32秒 | Weblog


今日は1人でお仕事。
 
真空パックを100個。
とりあえず作る。
 
それが終わったら、原稿書き。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試作品

2016年11月21日 21時54分26秒 | Weblog


以前から内々で進めていた、大手企業が新しいジャンルに参入していくための試作品が、ついに出来上がった。
それを今日、試食評価をもらいたいと、わざわざ持ってきてくれた。
 
まだパッケージも何もない状態。
昨年試作したものと少し食感が違う、とメーカーは気にしていた。
でも自分からすると、当然のことで、全て許容範囲のことであった。
 
お米は自然環境の中で育っていくものなので、毎年同じ特徴や食感ということはない。
しかし、その部分について理解している消費者は少ない。
なので、特徴や食感についての表現力が必要であると伝えた。
 
これからのお米は、表現力で全てがきまる。
表現を一番持っているといわれている自分でさえも、固定観念はある。
そしてそれが、たびたび邪魔をして、伝わらない表現になる事がある。
 
シンプルな回答であるが、不思議と納得できたはずである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弥栄から訪問

2016年11月21日 18時01分48秒 | Weblog


朝9時過ぎに、アポイントなしであったが、島根県浜田市弥栄支所の課長さんや浜田市弥栄自治区長さんたちが訪ねてきた。
10時過ぎからの打ち合わせがあったので、残念ながら部屋に入ってもらうことは出来ず、全て店頭での話となってしまった。
 
お米に対する消費者の反応は悪くないと思う。
伸び代は、まだまだあると思う。
マスコミも、ブランド化の進歩に関心を示してくれている。
 
しかし、ここにきて産地からの発信力は落ちている。
 
山の中なので、冬の時期となってしまうと、投稿することが無くなってしまうのも事実。
だからと言って、せっかく楽しみにしている消費者がいるのに、投稿を止めてしまって良いというものではない。
 
投稿することが無いというのは、自分の産地を、自分が理解していないということ。
自分の産地を知っていれば、消費者に知ってもらいたいという投稿は、いくらでも出来ると思う。
 
お米が流通できれば終わり、なんてことはない。
流通が始まってからが、産地の本音が見えるし、実力が判る。
 
さて、「秘境 奥島根 弥栄 つや姫」は、どうなのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

締切り

2016年11月21日 17時44分40秒 | Weblog


11月21日(月)午前中をもって、第2回 最高金賞「ゆめぴりか」の販売店が絞め切りとなった。
午後のメールでは、予約で全量完売となったらしい。
 
北海道の最高品質と言われるお米が、全国で販売出来るほどの数がある訳がない。
なので、限定販売美濃での紹介。
当然のこととして、百貨店・スーパーでのお披露目や販売は無い。
 
200セットが、全国の「和穀の会」会員店で、販売申し込みをしたお店のみでの販売となる。

残念ながらスズノブは、今回の企画には参加していない。 
ホクレン側でも、色々な媒体で紹介してくれることから、参加するだけでも意義はあると思う。
しかし、自分がブランド化を進めているJA新すながわの「ゆめぴりか」ではかなった。
それで、割り切ることが出来ず、見送りとなったのだ。
 
どうしても欲しい人は、販売店がホクレンのHPで紹介されるので、そこで調べてもらえればと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする