こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

どっちだ

2018年09月14日 13時07分50秒 | Weblog


米原駅を出発して、長浜駅に停車。
あと4駅、1時間弱で福井駅に着く。

雲は厚いが、雨は降っていない。
圃場にも行くので、今日明日は、雨に降ってほしくない。

基本的に晴れ男なんだけど、ミスると土砂降りにしてしまう。

今回は、どっちだ❗️
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福井へ

2018年09月14日 10時24分46秒 | Weblog


10時40分品川駅発の新幹線に乗り、米原駅乗り換えで、福井県に行く。

あいにくの雨となってしまったが、稲刈り時期となった、今月デビューの福井県の新品種「いちほまれ」の状況視察とブランド戦略のためである。

元々倒れやすい事からコシヒカリは「転けヒカリ」と呼ばれているが、連続する台風・大雨・暴風によって、転けヒカリの見本となっている処もあるようだ。

倒れてしまったコシヒカリは、直ぐに対処する事が出来なければ、品質低下は覚悟しなければならない。

これからも毎年のように異常気象は続く。
その中で、高品質と良食味のお米を作るとなると、やはり今の気象や消費者の好みにあった、新品種に変えていく必要があると思う。

「いちほまれ」は、ポスト・コシヒカリとして誕生した。
ポテンシャルは、明らかにコシヒカリを越えている。
しかし、福井経済連や地域農協は、今まで通りにコシヒカリを売りたいらしく、「いちほまれ」への対応が良くない。

魚沼コシヒカリを越える事が出来る「いちほまれ」なのだが、地元たちによって潰されてしまうかもしれない。

潰されないようにするためには、「いちほまれ」の実力を見せつけなければ。
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ハードル

2018年09月13日 17時45分21秒 | Weblog


ブランド米と認められるには、幾つかの高いハードルを越えて行かなければならない。
しかし、意外とその事を知らない産地が多い。

なぜかと言うと、自分たちが勉強しないまま、企画会社に丸投げしてしまっているから、ハードルの存在する知らないからである。

誰が考えても、そんな産地から、ブランド米が生まれるとは思えないだろう。

その通りである(笑)
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ズレてる

2018年09月13日 16時53分19秒 | Weblog


今までと同じやり方で、「お米が売れる、ブランド米になれる」って考えてる産地。
CM流せば売れると思っている産地。
ブランド米になったと思っている産地。

ズレてるよな。

一瞬の効果しか無いのに。
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1/3

2018年09月13日 16時27分14秒 | Weblog


某産地の地元新聞から、地元の新品種の「売れ行き」「ポジション」「戦略」「競合する品種」「特Aの効果」「ブランド確立に必要な事」等の取材を受けた。

自分はブランド戦略には関わっていない。
取材を受けた某産地は、他の五ツ星お米マイスターが関わっている。

なので、言いたくない。
語りたくない。
塩を贈る気もない。

だから、自分の考えの1/3程度の情報で回答した。

まったくも~。

関わっているなら、もっと表に出してもらって、しっかり仕事しろよ。
五ツ星お米マイスター。

裏方で、言われた事だけ動くなら、誰だって出来るだろ。
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其処じゃ無い

2018年09月13日 09時41分53秒 | Weblog


品質や食味を上げるためには、新しい事に挑戦するのは当然。
しかし、栽培を変更する事は、産地にとって、かなり勇気が必要。
であるが、消費者にとっては、興味も関心も無い事。

何も変わらない中での。
安心・安全なお米を作った。
美味しいお米を作った。
こだわった栽培をしている。
程度の情報は。

糞の役にも立たない。

消費者が求めているものは、其処じゃ無い。
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最新技術

2018年09月13日 09時25分37秒 | Weblog


某産地が栽培管理等のために取り組んだ、まだ他県がほとんど採用していない最新技術について、マスメディアと話していた。

品質の安定や食味の向上につながる可能性があるので、どんどん使っていくべきだと思う。

「それによって、消費者の反応や評価は変わるだろうか」と聞かれた。
だから、「消費者の関心は、店頭に並んだお米から。
出来が良いか悪いかだけ。
美味しいか美味しくないかだけ。
新品種もありすぎて飽きたみたいだし。
コシヒカリを選ぶ人も、以前の半分程度に減ったし。
栽培についての知識は持っていないし、産地が考えている程、産地・品種・栽培に興味は持っていない。
とりあえず農薬については気にしているけど、売っているお米は慣行栽培ばかりだから、割りきってる。
こんな状態だから、最新技術を使っていると言っても、当たり前と思うだけで、何も変わらないのではと思う」
と、説明した。

それ以前の問題として。

どこにあるの?
お米を作っているの?
その名前お米なの?
と言われている状態では、まず何をやっても効果は無いのでは?
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なるほど

2018年09月12日 20時47分02秒 | Weblog


農薬を使用していません。
化学肥料を使用していません。
除草もしていません。
自然に任せた環境に優しい農業をしています。
という農家直送というお米を見つけました。

農薬も肥料も除草もしないのであれば、それだけ経費がかかっていないので、安くなるのが当然ではないでしょうか。
なぜ高くなっているのでしょうか。
という質問が、消費者から届いていた。

なるほど、農業を知らない消費者からすると、当たり前な疑問なのか❗️

お米だとからとか、主食だからとか考えているが、消費者から全然理解されていないのは、こういう温度差からか(笑)
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お知らせ

2018年09月12日 15時28分50秒 | Weblog


★お断りのお知らせ★

今まで、ご存じ無い個人生産者の方からの、お問い合わせやご相談に対しても、自分の判る範囲で1つ1つお答えしておりました。

ですが、本日(9月12日)を持って、個人生産者の方からの、販売戦略・品質確保・特徴作り・こだわり・差別化・ブランド化・新品種についてのご相談を、お受けしお答えする事を、止めさせて頂きます。
(地域・行政等からのお問い合わせやご相談については、これからも随時お受けしていきます)

自分としては、1つ1つのご相談に対して、真摯にお答えしているつもりでおります。

ですが、ご存じ無い個人生産者の方からのご相談のため、こちらから圃場の環境・栽培方式等を色々とお聞きしても、100%の現状把握をする事は出来ておりません。
そのため、個人生産者の方の求めている、魅力あるご回答も出来ておりません。

それを、ご理解して頂ける個人生産者の方もいらっしゃれば、中々ご理解して頂けない個人生産者の方の多いのが現実です。

ご理解して頂けない事は、致し方ない事かも知れませんが、それが切っ掛けとなり、自分への誹謗中傷を繰り返されている個人生産者の方も多くなってしまいました。

自分としては、少しでも個人生産者の方のためになればという思いからでしたが、精神的に難しくなっております。

今日現在いただいているお問い合わせやご相談に付きましては、自分なりの考えを、しっかりとお答えさせて頂きます。

これ以降のお問い合わせやご相談に付きましては、内容毎に判断させて頂き、必要に応じてご回答させて頂きます。

何卒、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
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見付からない

2018年09月12日 13時41分41秒 | Weblog


品種表現の幅が狭く、貧弱な特徴や味わいの説明しか出来ていないので、もっと品種の特徴を的確に伝えられる、今までとは異なる新表現を見つけようと、数ヶ月間、こっそりと頑張っていた。

なのだが、新表現を探す事を止めようと決断した。

新表現を見つけるためには、ブランド米を目指して、同じ方向を向いた、同じレベル、同じ品質、同じ特徴を持ったお米が沢山なければならない。

なのだが、どの産地もバラバラ。
個人生産者のお米ばかりでは、新表現は見付からない。
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同業者

2018年09月12日 11時23分11秒 | Weblog


「今年の新米は出来が良くありません。
刈り取ってみると小粒で量がなく、1.9mmの網だと網下のお米がかなり出ます。
その上、色彩選別すると、1/3は飛んでしまいます。
網を小さくしたり、色彩選別の感度を弱めたりしても、今年は許されるでしょうか。
検査を受けると2等扱いになるので、農協には出さずに直接販売をしたいのです」
と、メールがあった。

自分で販売するのであれば、どういう品質のお米にするかは、自分の考え方で決まると思う。
低品質を安く売るのも自由だろう。

それが正しかったかどうかは、消費者が教えてくれる。

生産者もお米を販売するのであれば、自分と同じ米屋。
正直、どうしたら良いかと、同業者に聞くのも変な話しである。

自分から、指示する事は無い。
全て、自己責任でお願いします。
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駄目じゃん

2018年09月11日 10時51分58秒 | Weblog


「お米の売り方について、ご意見をお聞かせ頂ければ」と電話があった。

「いやいや、貴方の産地は、他の五ツ星お米マイスターが、ブランド化を手伝っているじゃあないですか。
自分は邪魔はしたくなので、その五ツ星お米マイスターに、お米の売り方は聞いて貰えませんか」と言ったところ、「そうなんですが・・・」と、言葉に詰まっていた。

駄目じゃん❗️
その、五ツ星お米マイスター。
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では言おう

2018年09月11日 10時29分56秒 | Weblog


「自分たちは、米屋を必要としていない。地域も同じだ。お前たちが言わなくてもお米は売れる。地域だって変わらない」と、生産者から言われた。

そんな事は、言われなくても解っている(笑)

では言おうかな。

米屋も、貴方のお米と、地域のお米を必要としていない。

貴方の地域のお米を欲しがっているのは、安い業務用米を探している業者だけ。
なので、業務用米作りに精を出して下さい。
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限界では

2018年09月11日 09時06分18秒 | Weblog


昨日の連続投稿の内容を受けてか、「新品種は必要ありますか?」という、問い合わせがあった。

続く異常気候、進む温暖化、担い手不足の解消、食文化の変化等に対応するために、新品種は必要だと思っている。

しかし、お米の消費量が伸びないどころか、もっと減っていくのが現実。

産地は、新品種を活かしきれていない。
産地の将来のためにと考えても、産地自らが新品種を潰してしまう。

料理適応米も、毎日食べ続ける事は無い。
その分野を広げてしまうと、和食文化が、さらに危なくなってしまう。

品種名が必要とされていない業務用米であれば、まだまだ開発する必要があるかもしれないが、消費者向けは限界では無いだろうか。
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難しだけ

2018年09月10日 18時11分15秒 | Weblog


慣行栽培だからといって、地域ブランド米にするのが不可能という事ではない。

しかし、消費者に対して、安心・安全、栽培のこだわり、差別化を説明するのが、特別栽培米よりも難しくなるだけの事である。
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