冷え込んだ仙台の朝

■太陽と太平洋・仙台の朝（東）
　

■仙台の朝（東・南・西）（午前６時２５分頃）


■今朝の蔵王連峰（西）

今朝の仙台は冷え込みました。
午前５時現在の最低気温は３．５度で、県内で一番気温の低いところは大衡の－３．７度でした。
県内で今季最低気温を更新したところは、観測所がある２２箇所のうち１８か所で軒並み冷え込みました。

今朝は水平線から昇る太陽を拝めませんでしたが、蔵王連峰は雲ひとつないお天気で、一段と真っ白の雪化粧をした稜線を見ることができました。
最近、山のお天気が荒れていて蔵王連峰を見ることができませんでしたが、、久々に朝焼けに輝く蔵王連峰の雄姿を見ることができました。

今日のお天気は晴れときどき曇り、最高気温は１２度の予報で、穏やかな一日になりそうです。
今日は、今年最後の「男の料理教室」があります。
何を作るか分りませんが、精一杯、楽しんできたいと思っています。

友人からのメール～津波の被害にあった閖上小学校の丸型ポスト～

　

今回、ご紹介する丸型ポストは、宮城県名取市閖上（ゆりあげ）にあった閖上小学校の校舎前の丸型ポストのオブジェです。

今まで、何度となく友人からいただいた貴重なメールに基づき有効活用をされている丸型ポストをご紹介してきました。
現在、郵便ポストは丸型から箱型に変更になっていますが、友人は、丸型ポストをこよなく愛し、県内外にある丸型ポストを訪れては記録に残していました。
丸型ポストは、小学校や街並みの景観を考えて有効活用をされてきていたようでしたが、小学校の統合などで廃校になりそのままになっている丸型ポストもあるようでした。

友人からのメールによると、

「閖上小学校は海に近く、３．１１大震災の際、津波の直撃を受けて１階部分が完全に水に沈み、滅茶苦茶になりました。
その後、名取市の高台の方に仮校舎を設けて学校を再開した、と聞いていました。
２０１３年５月だから、もう一年以上前ですね、被災した閖上小学校を訪ねてみると、まだ生徒達は仮校舎の方のようで、こちらの校舎には戻っていませんでした。」

とありました。更に、

「校舎はちょっとした廃墟になっていて、誰もいなくなった学校の敷地に佇んでいる丸型ポストが寂しそうに見えました。」

と結んでいました。

３．１１の津波による閖上地区内の被害は、死者、行方不明合せて８４５名と言いますから未曾有の甚大な被害を受けました。
閖上小学校付近で１．３１メートルの津波が押し寄せてきたと言います。
３階建ての鉄筋校舎は津波に持ちこたえ避難した人たちは無事だったと言います。

友人からのメールは、現地を訪れた人だけが感じる深い内容と思いました。
元気な子供たちを見守ってきたであろう丸型ポストの悲哀を感じさせるものでした。