「ピンク色丸型ポスト」と「ホタテ絵馬」～三陸鉄道・南リアス線の恋し浜駅前～

■恋し浜駅前の丸型ポスト　
　

　

■恋し浜駅のホタテ絵馬
　　

　

友人から三陸鉄道・南リアス線の恋し浜駅前の丸型ポストと恋し浜駅の駅舎の中にあるホタテの絵馬についてメールをいただきました。

友人のメールには、「名古屋の丸型ポスト仲間から、河北新報のハイパーリンクが届きました。」とありました。

去年の１０月の記事で、南リアス線の恋し浜駅前の丸型ポストが掲載されていて、友人は、何で去年の１０月の記事を今頃見つけたのかと言う感じで、これは友人に見に行って情報を提供してくれと言っているのかと思い、恋し浜駅まで出かけてきたとありました。
友人は丸型ポストのマニアで、県内外の丸型ポストを見ては写真を撮ってきたり、全国の仲間と情報交換をしていました。

１０月の河北新報の新聞記事によると、丸型ポストは、化粧品最大手の資生堂（東京）が、恋や幸せがかなうとの願いを込めた郵便ポストを１２月に大船渡市の三陸鉄道「恋し浜駅」に設置することになり、１２日、披露式を開いたとありました。同駅は、地元産ホタテの貝殻にメッセージを書いた「ホタテ絵馬」を飾って全国から観光客を集めており、恋愛成就を願う人たちの聖地としてさらに注目度が上がりそうだともありました。
恋し浜駅は２００９年、地名をそのまま採用していた「小石浜駅」から改名したそうで、同駅に託されたホタテ絵馬は約１万６０００枚に上るとのことでした。
恋し浜駅前の丸型ポストは淡いピンク色の丸型ポストで、正に恋心を連想させるピンク色で、三鉄の社長は「ここから恋人に手紙を投函（とうかん）するなど、多くの人を幸せにするポストになるといい」と話したとありました。

友人のメールによると、ポスト仲間の中には、郵便ポストの色は赤でなくてはならない、黄色やピンク等の色に塗り替えようとする人間の気がしれんと主張する方もおられるようで、東北の丸型ポストファンとして、恋し浜駅に設置されたピンクの丸型ポストのことを知らせた方がいいかなと思い皆に知らせたところ、早速、何人かの人に噛み付かれてしまいましたとありました。更に、名古屋の丸型ポストファンから連絡がきて、宮城県大崎市古川で、６月１３日、日本全国から色々な丸型ポストを持つ商店街やら自治体の代表者が集まり、「第一回丸型ポストサミット」を開くと情報を得たとありました。
確かに宮城県大崎市古川の四季彩通り商店街には、「幸せの黄色いポスト」が設置していました。それにちなんで今回の企画かと思いました。
商店街の活性化を図るべく設置されたポストでしたが、これにより全国からたくさんのカップルや親子連れが来るようになり商店街も賑やかになったそうでした。

丸型ポストファンにとっては、いろいろな考えを持っておられる方もいるようですが、ポストの色はどうであれ、丸型ポストが形を変えて利用されていることを大いに喜んで欲しいと思いました。