青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

老舗銘菓店「木村屋」の「花見だんご」~1泊2日の予定で古里の横手へ帰省~

2015-04-25 07:39:58 | グルメ・クッキング
■老舗銘菓店「木村屋」創始者山下九助の看板


■老舗銘菓店「木村屋」


■老舗銘菓店「木村屋」の「花見だんご」
 

 

4月18日から5回にわたり秋田県横手市へ帰省したことに触れて徒然なるままに書き込みをしてきましたが、今日のブログは、昨日で5回目が終わりましたが、横手の老舗銘菓店「木村屋」の「花見だんご」を書き込みして締めくくりたいと思います。

「花見だんご」は、他のお店には無い、羊かんをだんごのまわりにかけた独特のもので、季節限定の和菓子としてはもってこいのお菓子ではないかと思っていました。
春に帰省した時は、いつも「木村屋」の「花見だんご」をお土産に買っていました。
包装紙の桜の花のデザインや淡いピンクの色、「花見だんご」の上品な羊かんの色などれをとっても春がいっぱい詰まっていて心が和やかになりました。

「木村屋」の創業は明治35年、創始者の山下九助(くすけ)は、菓子店を営みながらも、菓子店特有のいろいろな課題解決に向けて研究熱心、創意工夫を図った方という方で、その業績を讃える看板が店にありました。

羊かんを包んでいる内側のアルミ箔の包装材は、山下九助が、大正14年、羊かんの長期保存と製造時、極度の高温となる素材の冷却を早めるために考案されたもので、他には、薬を包むオブラートも山下九助が発明し特許を取ったといいますから、相当な人物が「木村屋」にいたということになり凄さを感じました。

子供の頃のお菓子の思い出は尽きません。
学校での行事や町内の子供会など何かイベントがあるとお菓子がいっぱい入った小さな白い袋をお土産にいただきました。
何が入っているのかワクワクしながら袋を開けてみると、小さなお菓子や飴玉がいっぱい入っていて喜んで帰ったことがありました。
今でこそいろいろなお菓子を食べることができますが、当時は、何かあった時でなければ色とりどりのお菓子をいただくことは無かったような気がしました。

「木村屋」の「花見だんご」をお土産に持って行った友人から言われました。
「あのだんごの周りにあった赤茶色は何ですか。今まで食べたことのない食感と程良い甘さで美味しくご馳走になりました。」
「あれは羊かんです。」
「あれって何なのかと思いましたが、想像が尽きませんでした。」